なるのはこ、はじめます。

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はじめまして、成平謙吾(なるひら けんご)と申します。

『平成』を逆から書いて「なるひら」と読みます。
みんなからは「なるけん」と呼ばれることが多いです。

 

空港の中のおみやげ屋さんで働く平凡なサラリーマン。
…なのですが、
つい先日、会社から『副業許可』をもらうことができまして。

せっかく副業サラリーマンになれたので、いろんなことにチャレンジしていきたいわけです。
本業の収入がある上で挑戦ができるって副業の醍醐味のひとつだとも思いますしね。

 

体験して、失敗して、吸収して、成功して、喜んでもらえて、やりがいを感じて、「次はこれもやってみよう」ってなって…。
そうやってどんどん自分の手の届く世界が広がっていくのがめちゃくちゃ好きなんですよねー。

「せっかく色々体験するなら何か形に残せないかなー」

と考えていたところ、ブログにたどり着いたわけです。

 

《副業》や《本業》のおはなしをメインにしつつ、
自分の歩幅に合った環境を作っていく過程をつらつらと綴っていこうかなと思っとります。

どうぞよろしくね。

なるけんの経歴をざっくりと。

なるけんがどんな人かわからない人がほとんどだと思うので経歴を書きますね。
少し長くなりますがお付き合いくださいませ。

 

僕は、愛媛県の宇和島市で生まれ育ちました。

保育園から小学校まで、とにかくハマって見ていたのは『つくってあそぼ』という番組。
そうです、ワクワクさんとゴロリがひたすらに工作し続けるってだけのNHKでやっていたアレです。

 

もうこれが大好きで毎回ビデオに撮って見てたんですよ。
保育園から帰ったら番組で作られたものをマネして作る日々を送ってました。

「けんご専用BOX」がウチには用意されていて、ダンボールや厚紙、工作に使えそうな材料は全部そこに突っ込んでもらってました。
トイレットペーパーやラップの芯、フィルムケースは当時の僕にとってかなり「レアモノ」な材料でしたね。
(僕は材料を確保できるし、家のゴミは減るし、これぞWin-Win。)

 

『デジモン』とか『ミニ四駆』とか『ポケモン』とかに当時はハマっていて、基本的に欲しいオモチャは紙とハサミで自分で作ってました。

デジモンは『ガブモンからワーガルルモンに進化するおもちゃ』が欲しくて、ギミックをまねて厚紙と竹ひごで作ったり。
ミニ四駆は紙で作ってタコ糸つけて引っ張って走らせたり。
ポケモンカードなんかはイラストを自分で書いて作って、弟と勝負したりしていました。
(「けんごのエレブー」みたいに勝手にオリジナルのカードも作ってましたとも。笑)

今思うと、なんとも親孝行な息子ですよね。←自分で言ってやります。

 

そんな幼少期に実家が新しくたちまして、お引越しをしたんです。
通学路の途中が新しい実家だったので、通学している間に工事の経過をずっと見ることができました。
いつも工作ばっかりしているからか、大工さんがすごくカッコよく見えたんです。

「人の手でこんなおっきなものが作れるんだ…」と感動したのを今でも覚えています。
その頃から、僕の将来の夢は『大工さん』になりました。

 

勉強していく中で「設計をする『建築士』という資格がある」ということを知りました。
この資格を取れるところにいこうと決めたのが中学生のとき。
宇和島東高等学校→佐賀大学 を卒業し、福岡県の地元の小さな工務店に入社しました。

失敗続きの会社員。

モデルハウスに常駐し、来店されたお客様を対応する『注文住宅の営業マン』として働き始めました。

人当たりと第一印象の良さに定評があったワタクシ。←ええ、自分で言ってやりますとも。
お客様とも楽しくやりとりができ、順調に社会人生活をスタートしました。
一生懸命に業務を覚え、仕事から帰ったら《二級建築士》の勉強をしたりして頑張っていたわけです。

 

業務をある程度身につけ、上司から離れてひとりで仕事をするようになった頃から《失敗》することが増えるようになりました。
僕は理由や根拠が分かればいくらでも覚えられるのですが、記号的な情報が本当になかなか覚えられないんです。

「これはひとまずこの通りに覚えて!」という指示がとにかく苦手でした…。
口頭でお願いされた仕事や大事なスケジュールですら忘れてしまうことが多く、先輩やお客様にも迷惑をかけてしまうことが多々ありました。
できる限りメモをとるようにしていたのです、どこに書いたかわからなくなったり、メモ自体をなくしてしまったりとなかなかその情報を管理できていませんでした。

 

営業マンにとってこの状態は致命的でした。
もちろん、なかなか仕事の契約を頂くことができませんでした。
家なんて何千万円とする高い買い物なわけですから当然ですよね。

注文住宅の営業マンにはもちろん《ノルマ》がありまして、達成できない日が続くので上司からも厳しい言葉をいただくわけです。
苦手なことをなんとか克服しようと試行錯誤し、周りの目をうかがいながら過ごし、いつも疲弊して帰宅し、目が覚めたらまた同じ毎日が始まる。

気がつくと《円形脱毛》や《帯状疱疹》を発症していたんですよね…。
会社が悪いわけではないけど、どうやってもこのストレスから抜け出せない。

その現状をなんとか変えたくて、どんな働き方が理想なのかを考えるようになりました。

「『得意なこと』を殺して『苦手なこと』を生きる『会社員』という生き方をやめてみよう」

そう思い、お世話になった工務店を退職しました。

様々な職を経験して辿り着いた『副業』という働き方。

若いうちに…

独り身のうちに…

失敗ができるうちに……

と、いろんな業種に飛び込みました。

友人と2人で『個別学習塾』を経営したり
『コーチング』を勉強して自分でクライアントさんと目標達成を目指したり
簡易的な『ホームページ作成事業』を始めてみたり
セミナー教育事業の『事務』の仕事をしたり
自然食カフェの出店に携わって、料理を勉強してそのまま『料理人』として働いたり
ケーキ屋さんの出店に携わって、ケーキ作りを勉強してそのまま『パティシエ』として働いたり…。

 

幼少期の工作で鍛えられたのか【目で見て身につけること】は得意だったので、技術が必要なものは比較的適性がありました。
もともとお喋りは好きな性格で、《理由》や《根拠》のあるものは頭に残りやすかったため、【人に教えること】も苦ではありませんでした。

 

ただ、会社に属さずフリーで働くことの一番のネックになったのは《経済的な安定性》。
多いときは150万程の契約がいただけた月もありましたが、もちろん全く収入がない月もありました。
資金が調達できず、恥ずかしながら両親にお金を貸してもらったりもしました。。。

 

会社員一本で働くことは金銭的には安定するけど、リスクがある。
フリーランスで働くことは得意なことを活かしていけるけど、金銭的に安定しない。
どちらも一長一短で、「じゃあ、どうしていこうか?」とまた試行錯誤するわけです。

ただ、金銭的に安定しないと周りの人に多大な迷惑がかかってしまう…。

いろんな職を経験した上で
一旦、サラリーマンに戻って働きながら考えていくことにしました。

 

友人の紹介で正社員として働き始めたのが今の空港内の『おみやげ屋さん』。
この職場が自分にはすごく肌に合っていました!

仕事をきちんと把握されているベテラン社員が多く、僕の得意な【目で見て身につけること】ができるよう実際に見せてもらいながら業務も覚えられました。
勤務はシフト制で、早い時には2日くらい働くとお休みがいただけます。
早朝出勤の時は昼過ぎには仕事が終わるので、勤務があった日でも仕事終わりの半日が自由に使えます。

 

業務が身につくと次第に仕事外の時間にも余裕ができるようになりました。
その時、思ったんです。
「この会社で働きながら『副業』してみるのはどうだろう?」と。

 

副業が許可されている会社ではなかったので、プレゼン資料を作って支店長にお願いしに行きました。
(「これをやるんだ!」というレールと目的地が見えたらすぐ行動できるのがワシという男です。)

支店長がホントに優しい方ですぐに前向きに検討してくださり、2020年に入って無事許可をいただくことができました。

 

さいわい、いろんな職を経験したので『副業として何をやるか』には困りませんでした。
文章を書くことが好きなので、現時点では主に

○資料やスライドのデザイン
○簡易的なホームページ制作、管理
○動画編集

などを『副業』としてスタートさせました。

幼い頃に思い描いた《やりたかったコト》とはだいぶ変わってしまったけど、昔から大好きな【何かを作ること】だけはずっと続けています。
「これやってみたいな」ってモノは他にもあるので、これから本業と両立させながら小さく小さく始めていくつもりです。

『成功』も『失敗』も話していけたらなと。

ブログは先人の方々が書かれたものをいくつか読んでいるのですが
「ブログを書いてる方って成功してキラキラした人ばかり」ってイメージがあるんです。

ここまで読んでもらって伝わると思うのですが、僕、けっこうな数の失敗をしてきています。
能力的な問題もありますが、ガサツでドンくさい性格もその原因の1つです…。苦笑

でも、せっかく培ってきた自分の経験なので、『成功』だけでなく『失敗』の体験も書いていこうかと思っています。

人生何もかも順調〜って人より、壁にぶつかってなんとか乗り越えようとしている人の方がきっと多い世の中。
前に進もうとする人達に何かヒントになるものが残せる場所になれば嬉しいです。

 

一発目から長々と書いてしまいましたが、どうぞよろしくお願いしますね。
ではでは。

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