思考を見える化して、深く自分を知る。行き詰まった時は「文字」に書き起こしてみよう。

【思考法】思考を見える化し、深く自分を知る。行き詰まった時は「文字」に書き起こしてみよう。

こんにちは、なるけんです。

 

今日は、「文字に書きおこす」ってことについてお話ししていきます。

▼昨日の記事で今日までの1ヶ月を振り返りました。

【ブログの経過報告】なんだかんだスタートして3ヶ月。振り返ってみます。【ブログの経過報告】なんだかんだスタートして3ヶ月。振り返ってみます。

ぼちぼち忙しい毎日を必死で生きている訳ですが、「何をやったかな?」って思い出して文字に書きおこすってのは定期的にやるようにしています。
前に進んでいる実感ももてるしね。

「文字に書きおこす」って作業はこういった振り返りに限らずいろんな場面で行なっています。

仕事を覚えるときもそうだし、
やらないといけないことを整理するときもそうだし、
「むむっ…」とイライラしているときにもそうだし、
アイデアを考えたいときもそう。

頭の中が整理できたり、悩みの原因がわかったり、次にするべき行動が明確になったりしてメリットが多いと思っているんですよね。

なので、「困ったら『文字』に書き起こしてみたらどうかな?」ってお話をしていきます。
▼これらに当てはまる人にはきっと参考になるはず。

  • 悩んで立ち止まることが多い人。
  • 効率よく学びたい人。
  • 確実に自分を成長させていきたい人。

 

文字にすると思考を見える化できる。

思考は「無形」のもの…。
「何を考えているか」なんて、直接会って話してもらわないと理解することはできません。

でも、文字にしてもらえれば思考が見えるようになります。
本人が目の前にいなくても理解できるようになるんです。

ちなみに、思考を文字に書き起こしてまとめたものが「本」。
長年たくさんの本が生まれ続けているのは、人は「思考に触れる」ということに魅力を感じるからなのだと思っています。

考えていることが見えるようになれば
新しい知識として自分の中に取り入れることも、他の意見と比較することも、相手が何を考えているのかを理解する材料にもなる訳です。
思考を「見える化できる」というのは現状から一歩前進するきっかけになります。

 

振り返りの時間をとると課題も見えてくる。

僕は定期的に振り返りの時間を取るようにしていますが、昔は全くしていませんでした。
そんな時間を取るのもめんどくさいって思っていました。

振り返りをしないと

  • 自分がどんな風に「時間」や「お金」を使って過ごしてきたかがわからない。
  • 目指しているゴールにどのくらい近づいたのかが分からない。
  • 吸収した「経験」や「知識」を活かしにくい。
  • これまでの行動が最善だったかが分からない。
  • これからどんな行動をしていけばいいかが分からない。

パッと思い浮かぶだけでこれだけのデメリットがあります。
一言でまとめると、全ての行動が「行き当たりばったり」になってしまうんですよね。

この状態で身の回りの状況が全く好転しなかったので、僕は振り返る時間を積極的に取るようになりました。
思い返す時間が取れれば上記の5つも全て逆転し、自分の「課題」も見えてきます。

わざわざそんな時間を確保するのは確かにめんどくさいのですが、確実に大きなリターンになって自分に返ってきます。

 

書き出してみると悩みの原因も見えてくる。

悩んでいるとき、行き詰まったとき。
そんな時こそ「文字にする」ってことは威力を発揮します。

特に大きなメリットだと思っているのは『悩みの原因』を見つけられること。

悩んでいるものの「何に悩んでいるのか?」は曖昧になっている状態って意外と多いんです。
聞いてみてもすぐに答えられない人もいますから。

「何に悩んでいるの?」と自分に問いかけて、書き出してみましょう。
書いてみると悩みの「大きさ」も見えてきます。
明確になってしまえばこっちのもの、どうすれば解消できるかという「アクションプラン」を考えることができます。

 

ちなみに、「悩んでいる状態」は「何もしないこと」の言い訳にすることもできます。
「原因を明確にしてどうすれば解決できるか」を考えようとしたくないのであれば、もしかしたらただ単に「行動しなくてもいい理由がほしい」ってだけかもしれません。

本当に困っているのか、それとも悩みたくて積極的に悩む状況に自分を向かわせているのか。
それも文字にしてみると結構わかってくるものです。

 

「書く」とは1つのアウトプット。

学校での授業は基本的に「書く」という手段を生徒に取らせますよね。
これは「書く」ということが1つのアウトプットだからです。

アウトプットとは、直訳すると「出力」
ここでは「取り入れたものを、発言や行動に反映させること」という意味で使っています。
逆の意味では「入力」という意味のインプットがありますね。

僕は基本的に、学ぶということは「インプット」と「アウトプット」がセットになっている必要があると思っています。

「数式」であっても、頭で理解しただけで使いこなすのは難しいもの。
実際に問題を解いてみるから「使い方」が身についていきますよね。

けど、僕の周りには「インプット」だけになっている人が結構います。
本を読んだだけで理解しきった気になっていたりね。
読書の場合も同じで、取り入れた知識を実際に使ってみるからこそ自分の血肉になっていきます。

そう考えると、「書く」っていうのは結構お手軽なアウトプットなんですよね。
文字に起こしていく過程で「きちんと理解できているか」も「正しく使えるか」も確認することができます。
インプット止まりになっている人は、「文字にする」ってことをセットにしてみてはどうでしょう。

 

文字にするには訓練がいる。

僕は結構なメモ魔なので、文字にすることに抵抗が全くありません。
ですが、文字に書き起こす経験が少ないのであれば苦手意識を持つ人もいるのではないでしょうか。

「私は書き起こさないで頭で考えるタイプ」という人もいるでしょう。
もちろんそれを否定するつもりはないです。
ただ、文字にすることに苦手意識があるだけなのでしたらぜひもう一度考えてみてほしいんですよね。

基本的に、「書く」という作業にも訓練が必要です。
「書くのが苦手だから、頭で考えるだけにする」っていうのは
「ドリブルが苦手だから、パスだけで戦う」っていうサッカー選手と同じです。
そんなことをしていたら結果を出す難易度が一気に上がってしまいます…。

練習してもいなければそりゃ使いこなせません。
メリットが大きいと思っているので、1度はチャレンジして練習してみてほしいです。

 

成長するために自分を知る。

“なるけん”

文字に書き起こすかどうかなんて自分の好きにさせてよ。余計なお世話だよ。

って思う人もいると思います。
それも承知の上でこれだけお話ししてきたのは、昨日の振り返り記事を書いていて僕が強く効果を実感できたからです。

自分の行動の癖や課題、今後どのように行動していくかなどとっても明確になります。
自分を成長させられる実感がすごくもてたんですよね。

 

迷子のまま「なんとなくこれ良さそう」と行き当たりばったりで飛びついていてもなかなか自分の成長につなげられません。
自分はどんな人で、今どこにいて、これから何が必要なのかを把握しないと取り入れていくものは決められません。

漠然とした自分のイメージを言葉にしていくことで、よりハッキリと自分自身のことを知ることができます。
確実に成長していくため
「文字」で思考を見える化し、深く自分を理解するところから始めてみませんか?

 

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

ではでは。

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