今日は昨日の話の続きです。
部下を育てるときには【夢】をきちんと知っておこう。
把握ができていれば今の仕事と【夢】を繋げてあげることができる。
将来目指している姿につながっていると理解ができればモチベーションをもって作業に取り組めるよ。
昨日の話はこんな内容でしたね。
でも、これができるのは夢が明確になっている場合のみ。
そもそも、今の世の中は夢が明確になっていない人の方が多いですよね。
なので、部下と一緒に『将来どんな状態を目指していくのか』を考えていく必要があるわけです。
その上で僕が重要視しているのは《価値観》を把握すること。
価値観と言われてもピンとこない人も多いと思うので、今日はここを深掘りつつ話していこうと思います。
目次
そもそも、価値観って何?
僕は価値観という言葉を『物事の良し悪しを判断する基準』という捉え方で使っています。
よく「あの人とは価値観が違う」みたいな使い方をしますよね。
「それは良い」「それは悪い」と判断する基準が違うことを言っているんだと思うんです。
副業をするようになって思うのですが、相手の価値観を理解しようとするって大切だと思うんです。
自分が「これなら大丈夫」と思っていたことが相手にとっては地雷だったりもするわけで。
理解できていれば相手が何に心が動くのかを理解した上でアクションの仕方も選べますからね。
価値観を明確にする5つの方法。
じゃあ、どうやって価値観を明確にしていくか?ってな話ですよね。
なるけんが実際にやってみた中で特にオススメの方法を今日は5つご紹介します。
① やりたいことを書き出す。
まずはシンプルにやりたいことを書き出してみましょう。
目標は100個!
これね、やってみるとわかるんですけど20〜30個くらいからなかなか出すのが難しくなってきます。
普段過ごしていく中で無意識にいろんな事を諦めてきたからだと思うんですよね。
なかなかじっくり書き出すことなんてないと思うので、自分の心の声に耳を傾けてやりたい事をピックアップしてみましょう。
② やりたくないことを書き出す。
やりたいことだけでなく、やりたくないこともぜひピックアップしてみましょう。
実は、やりたくないことにもガッツリ価値観が反映されています。
やりたくないということはひっくり返した事柄が《やりたいこと》ですからね。
やりたくないことの規模の大きさは問わず、思いついたものは文字にしてしまいましょう。
③ 相手の素敵な側面を紹介する。
自分のことがなかなかわからない人にオススメなのがコレ。
自分は見えにくくても、自分以外の人であればよく見えるってことは実は多いです。
相手の話をまずはじっくり聞いてみましょう。
その上で、どんな人なのかがわかったら《どんな側面が素敵だと思ったのか》を周りの人にプレゼンしてみましょう。
素敵だと思った側面はきっとあなたが大切にしている価値観に響いた要素です。
目の前の人は自分を映し出す鏡です。
相手が見えれば自分も見えてきますよ。
④ 憧れている人を書き出す。
憧れている・目標としている・素敵だなって思う存在はいますか?
芸能人であっても、上司であっても、後輩であっても、友人であってもOK。
まずは、その人をピックアップしましょう。
そして、その人の《どんな要素に憧れているか》を書き出してみましょう。
僕の場合、1人あげるとするならオリエンタルラジオの中田敦彦さん。
憧れている要素は
●トライアンドエラーを繰り返し、最善を模索する行動力。
●たとえ早口でも、目も耳も離せず聴き続けたくなる話術。
●必ず成功させると決めて動いている姿。
●的確でクリティカルな質問力。
●チャレンジし続け人生を楽しみつつ、自分の家族をしっかり守っている姿。
…みたいに
書いてみると自分が何を大切にしているのか見つけやすくなりますよ。
⑤ 何もしない1日を作る。
意外とやってみて効果があったと実感したのがコレ。
一人でコーチングをしていた時。
なんとか契約を増やさなきゃ…と焦って1日にやるべき事を詰め込んで過ごして生きていました。
そんな時に、今副業で一緒に仕事をしているTちゃんから『何もしない1日を作ってみたら?』と提案されました。
やらなきゃやらなきゃ…となっていた時なので、何もしないなんてまーー怖いわけですよ。
でも現状を変えるためには普段ならとらないような選択をしないといけないと思いまして実践したわけです。
起きる時間も決めず、何も予定もいれず、やりたいと思ったことだけ行動にうつす1日。
まー、新鮮で気持ちよかったんです。
追われていないからこそ自分の心の声にも耳を傾けやすくなります。
本当にやりたいことも見つけやすくなります。
強制されなくてもついついやってしまうようなことがあるなら、きっとそれはあなたの生活にとって大切な要素なんです。
「わからない」は禁止。
こういう作業をする時には1つタブーがあります。
それは『分からない』と口にしてしまうこと。
ついつい口にしてしまう気持ちもわかります。
ですが、「分からない」と言葉にしてしまうと脳も考えるのをやめてしまいます。
せっかく考えようとしても出てこなくなっちゃうんですよね。
なので、絶対に口にせずに「何かあるはず…」と考えてみましょう。
自ずと夢も見えてきます。
今日の5つの方法、ぜひ部下の方と一緒にやってみてください。
「へー、こんなことを大切にしてるんだ」と驚く要素も出てきます。
自分の書いた内容もぜひ相手に見せてあげてください。
相手もきっとびっくりする要素がありますから。
価値観がわかれば相手のことを深く知ることができます。
価値観がわかれば自ずと夢も見えてきます。
その状態で一緒に仕事をしてみてください。
きっと今までと関わり方も変わってきますよ。
今日も読んでいただいてありがとうございました。
ではではー。