こんにちは、なるけんです。
昨日このような記事を書きました。▼
時間があるのにやりたいことがない…。夢なんてコロコロ変わってもいいから、打ち込みたくなるモノを見つけよう。この中でちょこっと『転職』の話をしました。
記事を書いていて『そういえば、結構ワシ、転職してきたな』って改めて実感しました。
転職しようと思った時に、次の職場に困る事は幸運にも全くありませんでした。
面接の終わりにその場で採用と言われたり、面接するまでもなくそのまま入社手続きに入ったりもありました。
『30歳目前でこれから転職なんかして採用するところなんかない』
とか強めに言ってきた社長さんもいましたね。
その後の面接で1発で採用が決まりましたけど。
転職を何度もできるほど、僕は面接がとっても得意なんです。
そのおかげでいろんな環境を渡り歩き、副業をする上で理想と思える職場にたどり着くことができました。
これまでは一般的に転職はあまりいいイメージがなかったと思いますが、これからは逆に働き手が職場を選ぶ時代です。
仕事が自分に合う・合わないは必ずあるので、合わなければ環境を変えればいいだけです。
副業をする上でもどんな環境に身を置くかを吟味するのはとっても大切。
転職をする上で『面接』は欠かせない要素です。
これを突破できないと転職は完了しません。
なので、この面接をクリアするために僕がやってきたオススメの手順を伝授します。
今後転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
面接は『本番』より『前日まで』が大切。
面接って『当日の一発勝負』ってイメージが強いと思うんです。
僕はこのイメージが一般的に浸透していることをありがたく思っていました。
だって、面接において大切なのは『前日までの事前準備』だからです。
当日に0になるか100になるかを博打のように試す人たちが周りには多かった。
なので、事前に70〜80くらいまで準備しておいて、当日少しでも上乗せするって戦い方をしていた僕は比較的スルスルと面接を突破していました。
前日までと当日とに分けて説明していきますね。
前日までにやること。
面接を受ける会社のお店を見学する。
実店舗やショールーム、モデルハウスなど、面接を受ける会社がお客様に向けて『場所』を構えていた場合。
必ず足を運びましょう。
実際に商品や空間に触れることによって、自分がこれからどのように働くかのイメージが湧きやすくなります。
イメージが膨らんでくれば『ここってどうなってるんだろう?』『こんな制度はあるんだろうか?』と疑問点も出てくるはず。
そんな時は、『面接前に見に来させてもらった』という旨を伝えた上で、スタッフの方に質問してしまいましょう。
自分の疑問も解決でき、わざわざ足を運んで質問する熱意がスタッフの方にも伝わります。
この方法にはさらにメリットがあります。
ここで対応してくださった方が面接官として来られる可能性があるんです。
“なるけん”
スタッフの方と面識ができていると、すでに話したことがあるので面接当日に自分の緊張もだいぶほぐれています。
そして、面接官も「面接前にわざわざ会場に足を運んで熱心に質問していた」と知っている状態なので、他の希望者より評価の高い存在としてスタートが切れます。
もちろん、店舗にいるスタッフさんはお仕事中なので、邪魔にならない範囲で時間をいただくようにしてくださいね。
会社が出している情報を見まくる。
会社が出している情報はホームページや求人情報だけではありません。
最近ではTwitterやInstagramといった『SNS』にもたくさん情報を発信されています。
面接の日程が決まったのであれば、これらの情報は穴があくほど見て確認しておきましょう。
これらの情報を見るだけでも自分がその職場で働くイメージは湧いて来やすくなるでしょう。
また、SNSであればお客様とスタッフとの実際のやりとりも見ることができます。
どんな情報を発信していてお客さんとどんなやりとりをしているかが分かれば、その会社が求めている『人物像』も明確になります。
求人情報を見ているだけでは得られない生の情報がたくさん出回っているので、集めておくに越したことはないのです。
自分のことを深く知る。
『自分のことを深く知る』と言われても漠然としていると思う人もいるでしょうか。
具体的に言うと、下の5つを当日までにはっきりさせておきます。
- 自分の魅力的な強み
- 自分の弱み
- 自分が客観的にどのような人物に見えるか
- 自分がどんな生き方を求めているか
- 入社前に潰しておきたい不安点
①
強みが説明できるところまではっきりしたら、それをどのように職場で発揮できそうかも考えておきましょう。
②
弱みが明確になったら、どうすればその弱点をカバーできるか、もしくは改善できるかといった対策まで考えておきましょう。
③
これまでの経歴や退職理由も面接内で間違いなく取り扱われるので、必ずはっきり話せる状態にしておきましょう。
ネガティブな内容を話すときは、必ずポジティブな未来へ繋がるように話しましょう。
④
志望動機を話すときは自分の求めている人生観を話す方が絶対効果的です。
『御社の社風に惹かれて…』なんて話す人より、『こんな生き方を実現したくて、そのためには御社で働くことがピッタリだった』と話す方が現実味も出てくるし、自分の真剣さも伝わります。
⑤
不安点は多ければ多いほどいいです。
全てメモして当日の面接に持ち込みましょう。
これらの準備ができていれば当日までの準備は十分です。
当日意識すること。
礼儀正しく、元気よく、楽しそうに受け答えする。
面接で自分が話す時はこの3つができていれば問題ありません。
ようは、『一緒に働きたい』とコミュニケーションの中で感じるかが重要なんです。
ブスッとした愛想のよくない人よりも、礼儀正しく、元気のいい人と働きたいと誰もが思うもの。
楽しさが伝わるほどのコミュニケーションが取れていれば、面接内で大きくポイントを下げることはないでしょう。
面接官との共通点を見つける。
『上の3つを意識するのが難しい…』って人は、自分と面接官との【共通点】を探してみましょう。
共通点が見つかると話は盛り上がりやすくなります。
僕は基本的に転職活動は九州で行って来ましたが、地元が愛媛なのでそれを話題にすることがしばしばありました。
「愛媛なら、松山に住んでたことあるよ」とか「今治は野球強いもんね」とか。
ちょこっとでも相手から反応が出てくるものです。
その時は全力でその話を広げてみましょう。
地元であればわかる情報も多いのでこちらが主導権も取りやすく、話のキャッチボールがしやすいので相手との信頼関係も構築しやすいです。
松山とか今治とか愛媛に関わる話題が出たら、『ご存知なんですか!』と信頼関係が作れるまで掘り下げていました。
その2箇所はぶっちゃけ数回しか行ったことないんだけどw
“なるけん”
普段の1.2倍のテンション。
昔は面接中は普段より2倍くらいのテンションで話していました。
けど、あまりならない状態なので結構疲れますし、実際に入社してからのギャップも大きくなります。
『あれ、こんなやつだったの?』みないな状態にもなりかねません。
普段の状態とほぼ同じだけど、少し気持ちがこもって話せるくらいの状態がベストだと思っています。
なので、僕がオススメするのは普段の『1.2倍』のテンション。
少し声のトーンも上がって明るくなるくらいの状態で、肩肘張らず自然体で話せるとあなたの魅力も伝わりやすくなりますよ。
メモを使って徹底的に質問。
面接は『どのように終わるか』も大切です。
面接の最後に控えているのは何でしょうか?
そう、【質問】ですよね。
事前準備がしっかりできていれば、質問したい内容はたくさんありますよね。
それらを全て覚えて質問するのは大変だと思うので、1つオススメの方法を紹介しましょう。
質問したい内容は全て事前にメモしておいて、面接内に持ち込んでください。
そして、質問の時間が始まったら、『質問させていただきたい事をまとめて来たので、メモしながら質問させてもらっても構いませんか?』と聞いてみましょう。
僕はこの質問をして断られたことはありません。
許可が出ればメモを堂々とカンニングしながら聞きたいこと余すことなく質問できます。
また、返答をそのまま追加でメモすることができるので備忘録にもなり、熱心に準備して、質問して、記録している姿を面接官はプラスに評価するでしょう。
“なるけん”
何事も事前準備が大切。
僕はこれまでこの方法で面接をいくつも突破して来ました。
1年ほど前に面接の相談をされたことがありまして、その人にこの方法を全て伝えました。
すると、これらを実践した会社から採用の連絡が来ました。
下手な面接テクニックより再現性があると思っています。
読んでもらったらわかると思うのですが、当日にできることなんてほんのちょっぴりしかありません。
大切なのは当日までの過ごし方です。
面接に限った話ではないですが、何事も事前準備が大切なのです。
情報を集めて準備することができていれば緊張も和らぎます。
準備できている安心もあるので、話す言葉に自信もこもります。
事前に時間をかけて来た真剣さ、堂々と自信をもって明るく話す姿勢。
面接はそれらがきちんと相手に伝わるようにするだけです。
ぜひ試してみてくださいね。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではでは。