【読書レビュー】自分の「好きなこと」を把握し、お金を【再投資】する生き方を知る!『「好き」を「お金」に変える心理学』を読みました。

【読書レビュー】自分の「好きなこと」を把握し、お金を【再投資】する生き方を知る!『「好き」を「お金」に変える心理学』を読みました。

こんにちは、なるけんです。

 

皆さんはメンタリストのDaiGoさんをご存知ですか?

ツイッターを見ると過激な発言が多いので賛否両論別れるかもしれないのですが、僕はめちゃくちゃ大好きなんですよね!

実は、以前ケーキ屋さんで働いていた時、通勤中のお供はずっとDaiGoさんのYouTubeでした。
めちゃんこ読書家なDaiGoさん。
それに加えて心理学に関わる数多くの研究を読み込み、それを実用的な方法に落とし込んだ情報をたくさん発信してくれています。

「根拠」に基づいた説得力があると、見ている側も安心してチャレンジができますよねー。
うちで使っている「光めざまし時計」もDaiGoさんが紹介されていたから購入したものだったりします。

YouTubeやニコニコ動画で情報発信をされているのですが、DaiGoさんといえば数多くのベストセラーを生み出した著者でもあります。
皆さんはこれらの本を読んだことあります??

 

実は、読書初心者にはDaiGoさんの本はもってこいなんです。
誰が読んでも理解できるように分かりやすくて見やすく作られていて、読書の習慣があまりなくてもするする読めてしまう本が多いんです。

なので、我が家にもいくつもDaiGoさんの本があるのですが…
その中でも特に影響を受けた本があります。

それが、『「好き」を「お金」に変える心理学 』という本です。

“なるけん”

タイトルがちょっと胡散臭いなー…

とか一瞬思ったりもしたのですが、読んでみるとそんな気持ち吹っ飛びました。
(タイトルでちょっと損しているかも、と思うくらいでした。)

僕の現時点での「お金の使い方」はこの本の情報をとっても参考にしています。

  • 「好きなこと」を仕事にして生きていきたい人。
  • 自分の「好きなこと」があまり把握できていない人。
  • 気がつくといつも手元にお金が残らない人。

そんな人には特におすすめの1冊です。
今日はこの本から僕が学んだことを紹介していきます。

 

どんな本かというと。

企業研修や講演、コンサルティング、大学の特任教授など幅広い分野で活躍されていた著者のDaiGoさん。
その傍ら、テレビ番組にも数多く出演され、「メンタリスト」という存在を広く世間に認知させました。

昔から、本を読んで新しい知識を吸収し、世界を広げていくことに魅力を感じていたDaiGoさん。
ですが、テレビ出演がいくつも重なることで、読書をする時間はほとんど確保できない日々が続きます。

たくさんのお金は入ってくる、けど、幸せは感じられない。

そんな経験から、たくさん稼いだり貯金したりすることよりも【自分の好きなことにお金を使って後悔なく生きる】ことが大切、と思うようになります。
テレビ出演を断るようになって生まれた自由な時間でたくさんの本を読み、その知識を動画や著書で発信。
今では、ニコニコ動画でもYouTubeでもたくさんの登録者が存在する超有名な発信者になりました。

それまでの経験を振り返り、「好きなこと」を「お金」に変えていくためにはどんな考え方が必要なのか、これを丁寧に紐解いてくれている本です。

 

この本から学んだこと。

① お金の『適量』を把握する。

この本の序盤でコーヒーの話があり、とても分かりやすい。
コーヒーだとショート、トール、グランデとサイズがありますよね?
自分の「適量」がわかっているので、コップの大きさを選ぶことが容易にできます。

でも、これが「お金」に変わると途端にルーズになるんですよね。

お金って自分にとっての「十分な量」が分かりにくい。
だから、自分が幸せを感じる『適量』をじっくり考えてみる時間を取るのが大事です。

“なるけん”

これを踏まえて、ワシは35万/月を目指してます。

 

②「稼ぎ方」よりも「使い方」。

お金は手に入れば手に入るほどいい、って僕は思ってました。
でも、入ってくる量が増えれば幸せになるわけではないんです。
その理論が通れば、宝くじが当たった人はみんな幸せですから。

結局は「稼ぎ方」よりも「使い方」が大切。

一瞬の快楽のために浪費し続けるのか、大きなリターンを見越して投資するのか。
意識するだけで将来の入ってくるお金の大きさも変わるでしょう。

 

③ 好きなことに「再投資」する。

この本から得た一番の学びはここでした。

野球選手は皆才能と努力を併せ持つプレイヤーばかり。
ですが、大きく伸び悩む選手もいれば、何億もの契約を長年更新し続ける選手もいます。
才能に大きな差があるとは思えません。

DaiGoさん曰く、明暗を分けるのは【「好きなこと」に再投資し続けられるか 】ということ。

莫大なお金を手にした時、専属のトレーナーを雇って、栄養士をつけ、コンディションの調整に余念のない選手が残っていく。
遊びを覚えてしまった選手はどんどん伸び悩んでいく。

「好きなこと」によって生まれたお金を『スキルを伸ばすため』に使うという思考法、この本を読んでからお金を使うタイミングでいつも思い出すようになりました。

 

④ サイクルを作る。

上記の再投資、もちろんですが「1回で終わり」ってわけではないです。
習慣にしてサイクルを作る必要があります。

一流の人たちはみんな仕事を心から楽しんでいます。
好きなことを我慢してもお金は貯まらないって知っていて、好きなことを伸ばしていくことが重要だって分かってるからではないかと思うんです。

好きなことに磨きをかけ、お金を生み出すチャンスを増やし、さらに好きなことにお金を使う。
そうやって強みを追求していくサイクルに入る。
この仕組みを作ってしまう事が大事なんですね。

そのためには「好きなことの認識」と「お金の使い方」を見直さないといけないですね。

⑤ 追求するべき「好き」の定義。

追求していく「好きなこと」ってどの程度のもの?って思う人もいますよね。
それについてもDaiGoさんは定義してくれています。

「一生をかけて追求しても全く飽きないほど好き」
「誰に反対されても、非常識だと罵られても貫き通すほど好き」
「手持ちの現金、財産をすべて失っても手に入れたいほど好き」

そんな「好きなもの」が自分にとっての追求するべきこと。

かと言って、最初からそれに気づけている人ってきっとそんなに多くないと思うんです。
それを見つけるためのステップもこの本の中で紹介されているのでご安心を。
人生を捧げられるほどの「好き」を見つけることが「好き」を「お金」に変えるための最初のステップです。

 

⑥ フロー体験の構成要素。

フロー体験ってわかります?
スポーツやっている人なら「ゾーンに入る」って言葉の方がわかりやすいかもしれません。

周りの状況も時間も気にならないくらい集中している状態のことですね。
好きなことを見つけるために「フロー体験」は結構ヒントになります。

人がフローに入るための8つの条件が本の中で紹介されています。
その中でも、僕が「なるほどなー」と納得したのは

「自分で状況をコントロールしている感覚」
「活動自体に価値を見いだすことができる」

という2点。
上司やクライアントさんから支持されて「仕事だから」とやっている作業。
「これはやっておいた方がいいな」って自分から自発的に始める作業。
明確に後者の方がフロー状態で作業していることが多いです。

 

⑦「得意なこと」×「フロー体験」が好きな仕事を作る。

フロー体験は好きなことを「見つける」ためだけではなく、得意なことを好きなことへ「変えていく」ためにも役立ちます。

今の仕事の中に得意なことが見つかったら、それに打ち込んでみましょう。
フローに入るほどやりこんいく中で、その人にしかできないことに変わっていきます。
そうすれば、得られる「評価」も「収入」も向上していくでしょう。

得意なことが好きなことになり、それが好きな仕事になっていきます。

 

⑧ 自分が「何者か」を宣言する。

好きなことに再投資してスキルを磨いていく大切さは分かりました。
でも、この本ではそこで終わりません。
そのために、どうやって『マネタイズ』していくかも話してくれています。

その中で「大事だな」って思ったのは一番最初の『知ってもらう』ってこと。

自分が何者で、何ができるのかを周囲に認知してもらうことはとっても重要。
実際にやろうと思ったら結構勇気がいることでもあります。
それに、きちんと自分が「何者なのか」を分かりやすく説明することも案外難しいものです。

できれば一言にまとめてしまった方が分かりやすくて効果的です。
何が得意でどんな形で力になれるのかが分かる説明を準備しておきましょう。

“なるけん”

正直、僕もここが難しくてまだ考え中なのです…。

 

⑨ 人脈とは「誰かに知られていること」。

『あの有名人の〇〇と、俺、知り合いだけど!』みたいな自慢してくる人。
周りにもいませんか?
一方的に知っていることで「人脈」と勘違いしてしまっているからこのような伝え方になってしまってるんだと思うんです。

この本の中で『人脈とは誰かを知っていることではなく、誰かに知られていること』と言われていて、すごく腑に落ちました。

これについて悩んだら助けてもらおう、けど、これは困っていたら僕が助けよう。
そんなつながりこそ増やしていきたいものです。

 

⑩ お金は使えばなくなるが、スキルは使うと磨かれる。

「自分への投資がもっとも効果的だ」ってお話、僕はいろんな場所で耳にします。
その理由がこれなのかなと思いました。

お金は使うと無くなってしまうけど、経験や知識、スキルは使えば使うほど磨かれる。
お金は奪われる可能性があるけど、スキルは誰も奪うことができない。

そして、スキルを持っていれば、たとえお金を奪われたとしても、
また自分でお金を生み出すことができる。

だから必要以上に貯蓄するのでなく、積極的に自分の好きなことにお金を使って力を磨く。
将来スキルによって自分に必要なお金が生み出せるように。

 

好きなことを「選択」し、お金を「集中」させる。

この本で書いていたことをシンプルにまとめると、

  1. 自分の「好きなこと」を明確にする。
  2. 「好きなこと」にお金を使ってスキルを磨く。
  3. 「好きなこと」によって手に入ったお金を【再投資】し続けるサイクルを作る。
  4. 自分が「何者か」を認知させる。

この4点だと僕は感じました。

お金を漠然と貯めておくことが目的になっている人も案外多いもの。
大切なのは「いくら貯めるか」ではなく「何に使うか」。

必要なところでは惜しまずお金を使う。
自分の「お金の使い方」に向き合う必要性を感じさせてくれる強力な1冊でした。

たくさん稼ぐのでも、贅沢に使うのでも、必要以上に溜め込むのでもない。
重要なのは【自分の好きなことをやって、後悔なく生きられるかどうか】ってこと。
これを心に留めて僕も過ごしていきます。

 

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。

ではでは。

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