こんにちは、なるけん。
今回は『「家」っていうのは自分の価値観を表現するキャンバスなんだよ。』ってお話をしていきます。
休みはいつだって昼過ぎまでぐーすか寝ている私ですが、今日は久々に朝に目覚めました。
「やりたいこと」を一気に消化する日にしていたので、普段よりスタートを早める必要があったんです。
先日模様替えをした時にゴミ袋1袋分ほど不用品が出てきました。
いつもお世話になっているエコリングさんに売りに行ったら2600円になって返ってくるほど大量でした…。
たくさんのものを手放したわけなのですが、特に大幅に不用品が出てきたのが【キッチン】でした。
新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごすことが増えた期間、僕はなんだかんだ自炊することが増えていました。
今までできなかった『野菜の使い回し』も不思議とできるようになり、作る過程を楽しみながらキッチンを過ごす機会が増えていました。
それまで使う機会が少なかったので、調理器具を久々に手に取るわけなのですが…、
もう、びっくりするくらいときめかないものばかりだったんですよね。
だから「タイムズカーシェア」で車を借りて、新宮まで足を伸ばして『キッチン用品リニューアルの旅』へ繰り出しました。
“なるけん”
両手いっぱいになる程買い込んできて先ほど設置してみたのですが、もう本当に気持ちよくてね。。
「こう言う風に使いたいんだよなー」ってキッチンが体現できてめちゃんこ満足しているので、今日はこのことから感じたことをまとめて話していきます。
目次
入れるものを自由に決められる「枠」の最大単位が『家』。
家の中に取り入れるアイテムって、基本的に全て自分で決められるじゃないですか。
実家暮らしの場合は全てではないかもしれませんが、自分の部屋に取り入れるものはきっと全部自分セレクトですよね?
筆箱に入れる文房具を自由に選べるように、カバンに入れるアイテムを好きに決められるように、
家の中に入れるものってのも誰からも文句言われることなく決めることができます。
財布、筆箱、ポーチ、カバン、靴箱、冷蔵庫…と中に入れるものを自由に決められるものってたくさんありますが、
『家』って言うのは自由に入れるものを決められる「枠」に関しては【最大の単位】なんですよね。
住空間には自分の【価値観】が反映されている。
家に取り入れるアイテムは明確に「自分自身」が決めています。
つまり、購入して部屋の中に配置されているものには自分の【価値観】が大きく反映されています。
「使う場面に合わせて高さを調節できるからこの机を使っている」
「ベッドにいても風が届くように風向きを調節できるこの扇風機を使っている」
「万が一引っ越しすることになっても分解して運べるからこのベッドを使っている」
そんな風にチョイスした理由が僕は全て言語化することができます。
その理由が「家ではこんな風に過ごしたい」って自分が思い描いている【価値観】を体現してくれているんですね。
理由がなくなったものは手放しどき。
ただ、価値観ってものは刻一刻と変わっていきます。
自分が成長して現在地が変わったり、新しい過ごし方を知って価値観が上書きされたりするわけですからね。
すると、これまでは家に存在している「理由」があったんだけど、気がつくと「理由」がなくなっているものが生まれてくるんですよね。
思い描く理想の過ごし方を作るにあたり、そのアイテムはあってもなくても関係ない、もしくはない方がいいって状況に変わったりします。
その「理由」がなくなった時が実は手放しどきです。
これまでの生活を支えてくれたことに感謝して、もっと必要としてくれる人に出会ってもらえるように僕は売りに出したりしています。
注文住宅はなぜ高いのか?
賃貸の住宅で生活している人は多いと思いますし、僕もその1人です。
賃貸の場合は家の立地や間取りが全て決まっているので、基本的に固定された「枠」に対して取り入れるアイテムを決めていきます。
ものによっては我が家に取り入れたいんだけど、大きさや搬入ルート的に取り入れることができないってものも存在するかもしれません。
それに対して「注文住宅」というものはその「枠自体」を作っていきます。
立地や間取りが自由に選択できるので
「車から荷物を最短で持って入れるルートを作りたい」
「どの部屋からもどの部屋にアクセスできるようにしたい」
「子供が独り立ちして家族のライフスタイルが変わっても対応できるようにしたい」
みたいに「枠自体」に自分の価値観を反映させることができます。
注文住宅の仕事を昔していたのでこの機会に「なんで住宅を建てるのはあんなに高額なのか?」を考えてみましたが、僕が思うに『家という「枠自体」に価値観を反映させられる唯一の手段だから』ではないかなと思うんですよね。
家という「キャンバス」に何を描くか。
昔から使う「道具」にこだわるのが好きでしてね。
文房具もいっぱい試して一軍メンバーを更新してきたし、
気に入ったトートバックを探すために母親を何時間も買い物に付き合わせてしまったし、
自分の勉強スタイルに合わせて買った座椅子はボロボロになるまで使ったし、
本棚は「こんなのが欲しい」って思ったら自分で作ったりもしていたわけです。
それがね、社会人になったら「道具」にこだわることがめっきりなくなっていました。
日々の忙しさに食らいつくことに必死すぎて、自分の生活にまで目が向かなくなっていました。
仕事やお金に関する不安が解消され、家で過ごすことが増えた今の現状になって
少しずつ「道具」にこだわっていた自分が戻ってきました。
生活のなかにどうやったら「豊かさ」を感じられるかを考えることが最近は増えてきましたが、自分が選び抜いた『最高のアイテム達を使う』ってことはそのための1つの要素のような気がしています。
自分の価値観を最大限に表現できる「家」って『キャンバス』みたいだなって思います。
自由に表現していいのになんとなくで描き込んでいたら完成品も「なんとなくなもの」になります。
「ここはこうしたい!」ってこだわっていくことで満足のいく完成品が出来上がるのではないでしょうか?
家が「キャンバス」だとすると、完成品は「生活」や「暮らし」みたいなもの。
「こんな風に家で過ごせたらな」ってイメージを膨らまして自由に描き込んでいってみませんか?
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではでは。
“なるけん”
…と、なるけんは思ったそうな。