【仕事で部下をもった上司必見!】強い組織を作る上で大切なたった1つのこと!

このような方に向けて記事を書いています!
  • 組織を引っ張る立場にいる人
  • なかなか部下が育たなくて悩んでいる人
  • 離職率が高くて困っている人
長く1つの会社で働いていると与えられる役割が増えていきますよね。

徐々に部下も増えていき、役職のなかった時には手元になかった〈悩みの種〉が増えた人も多いのではないでしょうか?

なるけん

かく言うワシもその状況真っ只中…。

 

色んな職場を経験してきた中で、僕は〈強い組織〉も〈弱い組織〉も見てきました。

〈強い組織〉にあって〈弱い組織〉にはないもの。

教える立場になったことで改めて振り返って分析してみました。

 

今日は【社員教育をする上で最も大切なこと】をテーマにお話ししていこうと思います。

 

 

社員教育をする上で大切なのは【教育】である。

〈弱い組織〉に共通しているのは【教育が行き届いていない】ということ。

 

組織を運営していく上で大切なのは【教育】です。

店長や管理職が

  • どんな目標を達成するためにこの店は動いているのか。
  • 部下に期待していることは何か。
  • どんな行動をとると評価するのか。
  • どんな手順で行うと結果が出しやすいのか。
  • どのような考え方で細かな判断をしていくのか。
  • 絶対にやってほしくないことは何か。
など、会社で働く上で〈重要な情報〉を社員に共有できていることが大切です。

なるけん

組織のトップが〈どんな考えで動いているか〉が分かるだけでだいぶ動きやすくなるよね。

売り上げを伸ばし続けたり、離職率が低かったり、社員満足度が高い〈強い組織〉は【教育】がしっかりできています。

〈何に向かって自分は頑張ればいいのか〉という『レール』が見えているので、部下も考えて動いていきやすいんですよね。

 

 

〈問題のある部下がいる〉というのは正しくない。

人がなかなか定着せず、売上が伸びないことに苦しんでいる組織にいたときによく耳にしていたのが

なるけん

「問題のある部下がいる。」

という言葉でした。

 

一度やってしまったミスを繰り返したり、言うことを聞かなかったり、見ていないときにサボっていたり…

思うような成果を出さない部下に対して使ってしまいがちですよね?

 

これ、違うんです。

〈問題のある部下がいる〉という表現は正しくありません。

 

〈部下を教育する能力の低い上司〉がいるだけです。

 

後輩が育っていかない組織は大抵〈上司〉に問題があります。

ですが、そのことに本人が気づいていないというケースがあまりにも多いんです。

 

 

教育者が【教育】を学んでいない。

店長や管理職を任される人は、実際のところかなり優秀な人が多いですよね。

すでに実績を出していて会社からの評価を受けている人だからこそ責任の大きな役割を任される。

とても当たり前のことだと思います。

 

売上を伸ばすのが得意だったとしても、組織や環境を作っていくことも得意だとは限りません。

にも関わらず、部下を教育する立場に立った人は大抵【教育】について学ぼうとしません。

 

新しいことを始める時ってまずは〈勉強〉をしますよね?

どうすれば上手く結果が出せるようになるか、まずは最初に学んでいくものです。

なるけん

学校ってひたすら〈新しい事を学ぶ〉→〈やってみる〉→〈新しい事を学ぶ〉…の繰り返しだったしねー。

 

教育する立場になると、途端にみんな勉強しなくなります。

なので、〈自分がもっている情報〉だけで戦わざるを得なくなり、それだけでうまくいかず困る人が多いのです。

 

 

自分がうまくいった【やり方】が通じないと行き詰まってしまう。

そもそも役職が与えられている人は優秀な人が多いと先ほどお伝えしました。

すでに実績が出せているということは自分なりの〈結果を出す【やり方】〉を持っていることがほとんどです。

 

上司から教えられた手順、自分で考え出したノウハウ、書籍などで見つけたアイデア…。

結果を出すために尽くしてきた上司ならではの【やり方】があるはずです。

 

ただ、それは誰にでも通用するわけではありません。

優秀な上司だからできただけかもしれません。

 

教育を勉強していないと〈自分の【やり方】〉が通用しなくなったときに行き詰まります。

人の個性は様々です。

得意なことも、苦手なことも、目指したいことも、苛立ちを覚えることも、全て一人一人が異なります。

 

なので【教育】はオーダーメイドで教え方を考えていくことが重要です。

そのためには、上司自身に合った【やり方】以外の手段も考えていく必要があります。

だから、教育者は【教育】を学んで色んな〈教える手段〉をもっておく必要があるんです。

 

社会に出てからの教育は簡単に変えていける。

僕は以前、友人と二人で〈個別学習塾〉を経営していました。

小学生〜中学生までの生徒さんを教えていました。

 

また、実は僕の両親も先生をやっています。

中学校くらいまでの勉強であれば両親のおかげでほぼ苦労することなく突破してこれました。

なるけん

体育教師の父がいたワシにとって、保健体育のテストはいつも無双状態!笑

 

【教育】とは僕の中では結構身近な分野だったりします。

その上で最近感じているのは『学校教育を大きく変えていくのは難しいだろう』ということです。

国立大卒業までして社会人になった僕ですが、社会に出て通用する〈学校で習った知識〉の少なさにかなり戸惑いました。

お金・税金・保険…社会に出てから「初めまして」な情報がたくさんあります。

なるけん

学校でそういうことを教えといてくれればいいのに。
って思っていたのですが、

それぞれの個性に関係なく〈一律な状態〉を作ろうとする【学校の教育】、これを変えていくのは難しそうだなと総合的に見て感じています。

 

ですが、社会に出てからの【教育】であれば上司の努力次第で簡単に変えていけるんですよね。

もちろん、関わる人によっては上手に根回ししたり、連携を取ったりは必要でしょう。

しっかり【教育】を学び、筋道立てて考えて説明する力を磨けば、職場での〈人の育て方〉を変えるのは【学校の教育を変えること】よりもずっと楽なはずです。

 

上司がきちんと【教育】を学ぼう。

今回、この記事を書こうと思ったのは2つ理由があります。

 

1つ目は、僕自身が職場で【教える立場】になったから。

2つ目は、【教える立場】になったことで、僕自身が「問題のある部下」だったことを思い出したからです。

 

【教育】をしていく側になって、まずはきちんと準備をするところから始めました。

「強い組織」と「弱い組織」を分析したり、【教育】の情報を集めたり、これまでの自分の経験を振り返ったりしていました。

 

そして、僕自身が「問題のある部下」だと言われていたことを思い出しました。

 

もちろん僕自身に問題があったこともたくさんあります。

数え切れないほどの失敗をして、周りに迷惑をかけてきました。

それを棚に上げるつもりはありません。

 

ただ、今冷静に考えてみると

【教えられていないからできなかった事】が多かったのではないか、と感じています。

 

「なんで、もっと頭を使わないんだ?」とは言うけども、そんな事を言う人は大抵〈頭を使ってどんなふうに考えればいいか〉を教えていません。

「なんで、こんなミスをしたんだ?」とは言うけども、そんなことを言う人は大抵〈このやり方をするとこんなミスに繋がるから気をつけて〉と注意を促してはいません。

 

もちろん、自主的に考える力も大事です。

ですが、先ほど書いたように【学校の教育】を変えていくことは難しいので、〈受け身〉で〈指示がないと動けない人〉が増えてしまうのは仕方のないことだと僕は思っています。

だからこそ、社会に出てからの【教育】を変えて、部下の〈考える力〉を育てることが大切だと感じています。

僕を「問題のある部下」だと捉えていた上司がいる会社ですが、僕は退職して離れました。

適正に自分を評価してもらえる環境に転職ができて、今はのびのびと働いています。

 

教育の仕方に視線を向けず、部下のせいにして自分は変わらない。

そのような上司がいる会社から人は離れていくのです。

 

「強い組織」を作っていく土台は【教育】です。

教える立場になったのであれば責任をもって【教育】を学びましょう。

僕も頑張って学んでいき、後輩たちをしっかり育てて導ける存在になれるよう精進します。

 

ではでは。

 

 

 

 

なるけん

偉そうに書いてきたけども、ワシもこの事に気がついたのは最近の話だからね…。
と、なるけんは思ったそうな。

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