こんにちは、なるけんです。
みなさんはチームのリーダーを任された経験はありますか?
なるけんはなかなかポンコツなのですが、リーダーを任される機会はボチボチあったんです。
小学校の時とかって、ほら、何かにつけて小さな班に分けるじゃないですか?
そーいった班のリーダーはほとんど任されてました。
リーダー任されると、グループで作る成果物のクオリティをあげないといけないプレッシャーがすごいですよね。
そして、チームメンバーの良好な人間関係づくりはそれ以上にハードな課題ですよね。。
仲の良いメンバーだけで集まれた場合は超ラッキー。
すでに関係ができていますから、モチベーションを保って質を上げる努力だけで良いんです。
問題なのは、あまり接点のないメンバーでチームになった時。
共通の話題もない、何が得意で何が苦手なのかも分からない。
学生の時から苦戦していましたが、社会に出たら基本的に接点のない人でチームになるパターンばっかり。
余計に大変なわけです。
難しい難しい…といっているばかりではいられないので、色々と情報を集めて試してみるわけです。
その中でも『特に効果があったかも!』と感じたのが【相手の名前を呼ぶ】ということ!
『おはよう』ではなく『〇〇さん、おはよう!』
『これ、お願い』ではなく『〇〇さん、これ、お願い!』
みたいに、話しかけるときに相手の名前も一緒に呼ぶだけです。
チームを強固なものにするために絶対やったほうが良いなって思いましたので、今日はこれについてお話ししていきます。
目次
以前、こんな研修を受けた事があります。
社会人になって2年ほど経った時。
『このまま会社員として1箇所で働いて大丈夫だろうか』と考え始め、本を読んだり講演会にいったりして情報を集めていました。
その中には体験型の研修とかあって、1つだけ《名前》に関する研修中の思い出があります。
7人ほどの少人数で受け、1人ずつ目の前に来た人に投票をするかしないかを宣言するというワークがありました。
その際に、『必ず相手をフルネームで呼んでからスタートしてください』という条件がありました。
7人という少ない人数にも関わらず、僕はどうしてもフルネームを思い出せないメンバーが1人だけいました。
その研修はこれまで長期間受けていたもので、メンバーもみんな知っているメンバーでした。
僕は人にニックネームをつけることが多く、名前が思い出せなかったメンバーもずっとニックネームで呼んでしまっていました。
とにかくフルネームで呼ぶことができなくて恥ずかしくて仕方ありませんでした。
名前で呼べないことを『恥ずかしい』と感じたのはこれまでの人生でその1回のみです。
普段だったら名前で呼ばなくてもコミュニケーションが成立してしまいますからね。
名前が出てこないということは、それだけの薄っぺらい向き合い方しか自分自身ができていなかったという事だと思います。
そんな状態で一緒にチームを組んだり成果を作ろうとしたりなんてできないと思いました。
その研修から、日常生活でも必ず相手の名前を覚えようと努力するようになりました。
名前は人生で一番耳にする言葉。
幼少期に文字を覚えてから、たくさんの言葉を目にし耳にしてきました。
その中で、一番たくさん触れてきた言葉は自分の本名です。
何度書いてきたかも何度聞いたかも分からないくらい触れてきました。
おそらく、皆さんも同じですよね?
自分の名前は人生で一番触れる機会の多い言葉なんです。
触れる機会が多いからこそ愛着だって湧くもの。
海外では【「自由にアルファベットを選んでください」と言われると、自分の名前に使われている文字を無意識に選びやすい】という研究結果もあるくらい。
名前は相手の本気を引き出す。
愛着があるからこそ、その名前で呼んでくれた相手に対しても好感をもちやすくなるようです。
『アレ、お願いね』って言われるより
『成平さん、アレ、お願いね』って言われる方が素直に「やっておこう」って僕は思いやすくなります。
それに、名前で呼んでもらえると「覚えてくれている」「認めてくれている」って感じられますよね?
承認してくれていると実感できると自分の力も安心して発揮できます。
名前で呼ぶことで相手の本気が返ってきやすくなりますよ。
指導・育成より『能力を引き出す』リーダーに。
今の本業の職場では《担当》についている役職はあるものの、《リーダー》という立場にはまだなっていません。
リーダーでない立場のうちに『いつリーダーになっても良いように…』と準備しています。
これまで経験してきた職場では、指摘やダメ出しがメインの《指導・育成》を行うリーダーがほとんどでした。
僕は正直、モチベーションも保てないし話しかけたくもなくなってくるし嫌で嫌で仕方なかった。。
だから自分がリーダーになったら、同じ目線で話せて《能力を引き出してあげられるリーダー》になりたいって思っています。
なので、どんな立場になっても人間関係を良好な状態にするための勉強をし続けています。
学んだことを小さく実践にうつして改善してを繰り返しているのですが、この【名前を呼ぶ】というのは本当に効果が大きかったと思っています。
《最初は距離のあった同僚》との距離の縮まりの早さが段違いでした。
最近は、以前紹介した【Goodjobカード】を送る際にも全部本名で書いたりしています。
珍しい漢字の方とかは「よくこの漢字かけましたね!」「名前が書かれているシフト表見ながら必死に書きましたw」とかちょこっとコミュニケーションが生まれたりもします。
この合わせ技、とってもオススメです!
▼Goodjobカードの記事を読んだことない方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。
素敵な場面をカードに書き起こそう!【主体的にポジティブを見える化する!】
いつだって、どこでだって、相手が誰であったって【名前を呼ぶ】ということは実践できます。
ぜひ明日から実践してみてください。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではでは。