企画をし始める前にまずはヒアリング!【ヒットは現場の声から生まれる!】

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こんにちは、なるけんです。
今日も読んでいただいてありがとうございます。

ワタクシなるけんは、小さい時からリーダーみたいな役職になることが多かったんです。
小学校や中学校の時は生徒会にも所属してましたし、イベント毎を考えることが多々ありました。
社会人になってからは飲み会や結婚式の二次会の幹事とかもよくするようになりました。
なので、何かを【企画する場面】になかなか頻繁にぶち当たってきたわけです。

まずは、現場の声に耳を傾けよう。

みなさんは企画する時ってどのようにして始めていきますか??
企画って方向性が決まってしまえばあとは進めるだけなので簡単ですが、その方向性を決めるまでがなかなか大変ですよね。
僕もこれまでいろんな企画を立ち上げてはうまくいったり失敗したりしてきたんですが、うまくいった時には1つの《共通点》がありました。

それは【現場の声を聞く】ということ。
イベントであれば企画するメンバーや参加者にヒアリング。
お店であればお客さんや働くスタッフにヒアリング。
会社内であれば関わる従業員全員にヒアリングです。
関わる人の意見を元に作り上げた企画は順調に進むことがとにかく多かった。
情報やアイデアを集めることを先にしてしまいがちだったのですが、現場の人たちにヒアリングをするようになって『あ、情報収集って後でいいんだ』って気づきました。

今日はなんでヒアリングがなんで大切なのかってお話をしていきます。
大切な理由は3つです。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。

①何にフラストレーションを感じているかが分かる。

現場の声を聞かずに企画していったものってなかなか上手くいかないんです。
例としてなるけんの失敗談をひとつ話します。

以前、友人と2人でホームページ制作事業をしていました。
『ビジネスを始めようとしている人に簡易的なホームページを販売しよう』
『ホームページの制作をこのくらいの金額にしよう』
『毎月更新費としてこのくらいの金額をもらおう』
みたいに企画して形にしていく作業は本当に楽しかった。
自分で動いて営業をかけたり、フェイスブックで広告を出したり、セミナーをして最後に紹介したりと色々したもんです。

ただ、これ、結局解散してしまいました。
ビジネスを始めようとした人にとって簡易的なホームページというのは《本当に必要なのか》?
ホームページの制作費用はお客さんにとって《どんな価格設定だと魅力的なのか》?
毎月の更新費は《金額が適正なのか》?
そもそも、毎月の更新作業は《必要なのか》??
ビジネスを始めたばかりの人にとっては《何が問題点》で《どんなものが欲しいのか》?
そんなお客様の声を全く聞くことなく作り上げてしまっていたので、作ったコンテンツが独りよがりになってしまっていました。
今こうして文字に起こしてみるとお恥ずかしい限り…。。。

ヒアリングすることによって【問題点】が明確になります。
何に対してフラストレーションを抱えていて悩んでいるのか。
それが企画を作る上でのタネになります。

②どうなることが理想なのかが分かる。

何かをし始める時って必ずゴールを設定しますよね?
企画を作る際もこのゴールが必要です。
周りを巻き込んで何かを企画するなら、参加するみんなが満足できるような目的地を設定できるのが理想ですよね?
だから、これ、ヒアリングの時に聞いてみるんです。

どんな状態が理想なのかを聞いていくとスルスルと答えられる人もいます。
ただ、僕の体験ベースだと7〜8割の人は《何が理想なのかわからない》ていう状態です。
『困りごとはあるけど、どうなれば理想なのかわかんない』、意外とこんな人って多いんです。
その時は、こちらから質問をたくさん投げかけて一緒に明確にしていきます。

完全に明確にならなくてもOK!
相手からしたら『明確にしたい』と思ってもいないのに無理やりハッキリさせられるって迷惑かもしれないですし。
『こんな感じだったらどう?』『こんなのだったら?』ぐらいの軽さで十分です。

ぼんやりとでも『こうなればいいかもな』っていう状態を相手が認識できていれば、企画がそのゴールにたどり着けた時に相手が感じる喜びも大きくなります。
関わる人たちの『こうなればいいかもな』を集めて、そこをゴールに設定して企画を考えていけば喜んでくれる参加者を最大化できますよね。

③フライングしてリサーチできる。

企画に慣れている人であれば、ヒアリングし始める前にある程度やってみたい《アイデア》が閃いているって事もあるかもしれません。
そんな時は、ヒアリングの場を使って【フライングしてリサーチする】ってこと。
「思いついたこのアイデアをするのはどうか」と実際に実行する人に聞いてみましょう。

「いいじゃん、いいじゃん!」となるならそのまま企画を形にすればいい。
「あんまりやりたくないなー」となるなら辞めてしまって別のアイデアを考えましょう。

『これいいんじゃね??』ってアイデアを閃いても、現場の声を聞かずに進めたものって結構うまくいってないんですよね、ワタクシー。。
閃いた自分スゲー、ってすぐ調子に乗っちゃって。。苦笑
《実際に始める前に印象を聞く》っていうのは、企画を成功に導く確率を大きく跳ね上げてくれます。
「考えてはみたけど、これって独りよがりじゃないかな?」って思うことがあればその都度話を聞いてみてもいいかもしれません。

まとめます。

今日お伝えした【ヒアリングが大切な理由】は下の3つです。

  1. 何にフラストレーションを感じているかが分かる。
  2. どうなることが理想なのかが分かる。
  3. フライングしてリサーチできる。
これらで教えてもらった内容をもとに《ゴール》を定めます。
その上で情報やアイデアを集め、企画の骨組みをつくるんです。
この最初のゴール設定ができていないものはただの自己満。
適切な目的地を決める為にも、まず最初に【現場の声を聞く】ということを癖づけていきましょうね。

ヒアリングするのは1対1でしていくのがオススメ!
誰か他の人がいると本音で話にくかったりする内容もありますから。

あ、ヒアリングに協力してくれた方には必ずお礼を言いましょう。
貴重な時間を自分のために割いてくれた訳ですからね。
企画が成功したら、それはヒアリングに協力してくださった皆さんのおかげでもあるんですよー。

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
またねー。

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