こんにちは、なるけんです。
昨日、動画制作をさせてもらっているクライアントさんと打ち合わせがありました。
僕は動画制作を委託してもらい、作成したものを発注者に納品することを副業の1つとして行っています。
これまでは発注者とクライアントさんが打ち合わせした内容を僕に共有してもらい、その内容に合わせて動画を編集していました。
1ヶ月くらいこの仕事をさせてもらい、『打ち合わせもクライアントさんと直接してもらいたい』とオーダーを受けたわけです。
初めてだったので、まー緊張したわけです。
でも、クライアントさんがとにかく優しい方で話しやすい空気を作ってくれて密度の濃い打ち合わせができました。
これまで編集していた動画に映っていた配信者と直接話しができたわけで、『わー、ご本人やー』となかなか舞い上がってもいました。w
これまでの経験してきたたくさんの仕事は、どちらかというと行き当たりばったりで先をあまり考えず進めることが多かったのですが…。
そのせいでたくさん失敗してきました。
なので、副業をするにあたって『最初にクライアントさんと世界観を共有する』ということを重要視するようになりました。
これをやらない時のデメリットも、やった時のメリットは実践すると強烈に実感できます。
自分で働き方を選択できる副業だからこそ必要なこと。
今日はこの話をしていこうと思います。
目次
デザインの仕事、発注したことありますか?
皆さんは、『デザインしてもらう仕事』を発注したことはありますか?
書類やポスター、名刺や動画、プロフィールのアイコンやロゴマークなど、最近はデザインの仕事も増えてきたように思います。
佐賀にいた頃からお世話になっているデザイナーさんが近くに住んでしまいて、たまに一緒に飲みに行ったりする関係なのですが…
2度ほどそのデザイナーさんに名刺のデザインを発注しました。
仕事上がりでお疲れにも関わらず、勤務外の時間で2回とも満足いくデザインに仕上げてくださりました。
その時の流れはどのように進んだかというと…
最初に打ち合わせの席で『どのような名刺にしたいか』『掲載したい情報』をリストアップした内容と、イメージに近い名刺の画像を何枚も一緒に見せてイメージを共有しました。
それらを元に仕上げてくださったデータを見せてもらい、デザインの微調整や文言の修正を対応してもらいます。
ここまでが一律の金額で、それ以降の修正には1回につき追加料金がかかります。
デザインの仕事は『手直し』にお金がかかる。
『手直しにはお金がかかる』ということ、皆さんは把握していますでしょうか?
僕は名刺を依頼した時、初めて知りました。
これを知らない方の場合、同じ金額で無限にいつまでも修正や変更に対応してもらえると勘違いされてしまいます。
受注した金額が同じ場合、変更が増えれば増えるほどデザインにかけた時間に対する報酬額の割合が低くなります。
10,000円でデザインの仕事を受注した場合。
5時間で仕上がった場合は1時間あたり2,000円
10時間で仕上がった場合は1時間あたり1,000円
20時間で仕上がった場合は1時間あたり500円になりますよね?
かかる時間が長引けば長引くほど報酬が低くなる。
なので、デザイナーの失態でない限り、追加の変更や修正を依頼する際にはお金が発生するのです。
だからこそ、初回の打ち合わせでいかに相手の思い描いている景色を一緒に見て、同じ世界観を共有して、修正点が極力なくなるようにしていくことが大切なんです。
並んで同じ方向を向く。
仕事を受注するときにいつも肝に命じているスタンスがあります。
それは『相手の横に並んで同じ方向を向く』ということ。
単に隣の席に座るってわけじゃないよ。
相手に寄り添って気持ちが同じ方向を向いている状態にするってこと。
『正面の相手が自分と向かい合っている』
『背中合わせで反対方向を向いている。』
『相手がこちらを向いていない。』
僕がこれまでうまくいかなかった仕事はこんな関係性になってしまうことが多かった。
『相手の横に並んで同じ方向を向く』というスタンスが実現できた相手とは今でも一緒にお仕事をさせてもらっています。
同じ方向を向くためには、相手が思い描いている世界観を共有できていることが大切です。
目指したい場所がわかっているからこそ一緒に道を模索できるのです。
信頼も深まる。
同じ景色が見えている相手が隣にいる。
やりたいことは少ない言葉でも伝わる。
なんなら言葉にしなくても分かる。
自分が言うよりも先に実行してくれている。
そんな関係になると自然と信頼も深まります。
プライベートまで枠を広げれば、思い当たるそんな存在はいるのではないでしょうか?
それを副業でも実践してみるんです。
うまくいかないこともありますが、僕は一緒に仕事をしようと思った人とはそんな関係になることを目指しています。
少ないプレゼンで求めていたクオリティで返ってくると安心して次の仕事もお願いできますしね。
求めるものを共有した上で契約もできる。
情報のすり合わせは絶対に最初にしておきましょう。
たとえ、初対面で意気投合したとしてもです。
相手は何をやりたくて、何が必要で、自分がどんな形で役に立てるのか、自分にできないことはどこのラインからなのか、どんな形がゴールになるのか。
思い描いているものを理解する努力をしましょう。
契約をするのはその後です。
相手の目指す世界観も見えて、自分のサポートできる範囲も理解してから手を取り合うと後々トラブルになったりしにくくなりますから。
短時間で質を高く。
新型コロナウイルスの影響で本業以外に副業を始められる方も増えてくるでしょう。
収入が減ってくると、お金に繋がりそうな話が近づいてきたときに飛びついてしまいがちになってしまうと思うんです。
デザインを自分もやってみようとする場合、手直しについても考えずに始めてしまう人もいると思います。
新しく始める時こそ一旦立ち止まって、相手と世界観を共有しましょう。
目指している景色を一緒に眺め、隣に並びましょう。
何度も何度も手直しをすることはお互いを疲弊させ、完成もどんどん遅れていきます。
欲しいもの欲しいクオリティで短時間で出来上がることは相手にとっても自分にとっても嬉しいこと。
そんな働き方を続けると信頼関係も深まっていくことでしょう。
すぐに作業に取り掛かるのではなく、相手とイメージを共有することに時間をかけたほうが結局近道なんです。
これから仕事を受注する際の参考にしてみてくださいね。
僕も昨日打ち合わせをしたクライアントさんと信頼関係を築いていけるよう頑張ります!
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではではー。