こんにちは、なるけんです。
ちょっと、今日はいつもより若干ネガティブな話をしようと思います。
突然ですが、皆さんは仕事が好きですか??
僕はとても楽しい。
………今はね。
以前、どこかの記事でも書いたのですが、僕は本当に仕事が嫌いでした。
大っっっ嫌いでした。
毎日同じ時間に起きて出勤することが苦痛で仕方なかった…。
意味の感じられない形だけの会議に嫌気しかなかった…。
上司からグチグチ言われるだけの報告会なんてただの我慢の時間だった…。
気づいたら責任が押し付けられて、どんどん身動きが取れなくなっていった…。
残業なんて当たり前、帰ったらいつも疲れ切っていた…。
寝落ちすることが増えて、気がつくとあっという間に朝…。
憂鬱な1日がまた始まる…。
思い返すといくらでもネガティブな思い出が溢れかえってきます。
もちろん自分の能力の問題もありました。
ですが、それ以外の問題が多すぎて、帯状疱疹とか円形脱毛とかになってしまってました。
『仕事を楽しいと思うなんてどうかしてる』ってずっと思っていました。
どーせ、周りにいい顔してるだけでしょってバカにしてました。
↑ やな奴でしょ?苦笑
全然こんなの序の口。
『この人と働きさえしなければ…』みたいなドス黒い感情がいまだに拭いきれない人だって正直いますもん。
でも、今の職場で働き始めて、自分でもびっくりするくらい穏やかに働けるようになりました。
ドス黒い感情があったとしても『上記の恨めしい人たちと出会えたから今を楽しめている』と考えることもできるようになってきました。
僕が仕事を大嫌いだったのは新卒入社から28歳まで続きました。
これは長いのでしょうか?
短いのでしょうか?
僕にはわかりませんが、僕にとっては本当に長い時間でずっと苦しかった。
昔の僕のように仕事に楽しさを見いだせない人は他にもいるのではないでしょうか?
今日は昔の僕が知っていたかった考え方をまとめていこうと思います。
毎日疲弊して働いている人にはぜひ知ってもらいたいです。
目次
自分が壊れる前に知っていてほしい5つのこと。
楽しい仕事なんてそもそもない。
『仕事が楽しくない』と口にしてしまうのは【楽しい仕事がある】と勘違いしているからではないでしょうか?
隣の芝は青く見えてしまうもの。
楽しそうに働いている人が周りにいると、つい仕事自体が楽しいのだろうと思ってしまいますよね。
違うんです。
そもそも今の社会に存在している組織においては【楽しい仕事】ないんて無いんです。
作業に楽しさを見いだせる人がいるだけなんです。
【楽しい仕事】を探しても存在していないのですから見つかるわけがありません。
合わない環境なんて逃げればいい。
1つの職場で生涯働き続けることが素晴らしいと僕は勘違いしていました。
でも、勇気を出して離れてみると本当に心が軽くなりました。
仕事には合うものと合わないものが明確にあります。
一緒に働く人も選べないのですから、合わない人とずっと働かざるを得ない状況だってあります。
どうしても合わないのなら逃げてしまっていいんです。
会社はあなたの人生に責任を持ってくれるわけではないです。
他の従業員からどれだけストレスを受けようと誰のせいにもできません。
今の職場で働くことを選んでいるのは間違いなく自分自身です。
自分にとってのベストな環境を見つけることは自分にしかできません。
全力で遊ぶ。
仕事に楽しさが見い出せないとき、大抵プライベートも充実していません。
思い切って時間をガッツリ確保して全力で遊んでみましょう。
生半可な遊び方ではダメです、徹底的にです。
楽しめない人は【夢中になること】を苦手としている人が多い。
遊びに夢中になって打ち込めない人が、仕事を楽しめるはずなんてありません。
遊ぶ中で自分が何を楽しいと感じるかを知りましょう。
遊ぶ中で自分がどんな事に心を動かしているかを知りましょう。
それを認識できることで仕事においても楽しさを見出しやすくなります。
働く上で自分に必要な条件を明確にする。
仕事に楽しさを見いだせない人は『どうなれば楽しい仕事になるか』も見えていません。
働く上でどんな条件が揃えば楽しさを感じられるかを明確にしましょう。
僕にとって職場に必要だったものは下の3点でした。
- 自分の時間と仕事の時間のバランスが取れること。
- 自分の能力を発揮できている&貢献できていると感じられること。
- コマではなく1人の人間として関わってくれる上司、同僚の存在。
残業するのが当たり前。
上司からボロクソに言われて萎縮する自分。
「いなくなっても替わりなんている」と思っているのが言わなくても伝わる人たち。
これまでの職場はそんな環境だったので楽しく働けるはずがありませんでした。
それに引き換え、今の職場は上記の3つの条件が揃っていたからこそ、働くことが楽しく感じられています。
自分が楽しく働くために必要な要素を明確にすれば、自ずと今の職場が自分にとってベストなのかを判断できるようになります。
本当に楽しい仕事がほしいなら作るしかない。
先ほど『今の社会に存在している組織においては【楽しい仕事】ないんて無い』と言いました。
「今の社会に存在している組織において…」とわざわざ言ったのには理由があります。
楽しい仕事を見つける方法は1つだけ残されているからです。
結論から言うと、自分で作ればいいんです。
誰かの作った組織に属するのでなく、楽しいと感じられる事を仕事にしてしまえば実現はできるんです。
ただ、自分で起業することはリスクも伴うわけです。
金銭的にも時間的にも負担は増えてしまいます。
なので、僕は楽しいと感じることを小さく副業として始めました。
自分の時間と仕事の時間のバランスがとても取りやすい職場にたどり着くことができたからこそ、楽しいと思える作業も自分の時間で取り組めています。
楽しいと思える仕事を副業でもいいから自分で作ってみるのはとてもオススメです。
前向きに仕事ができると、人生の3分の1が前向きになる。
僕が今になって仕事を楽しめるようになったのは下の2つの条件が揃ったからです。
- 働く上で必要だと感じている条件の揃う職場に出会えたこと。
- 自分の時間で好きなことを仕事にできていること。
片方だけではきっと今ほど仕事を楽しむことはできていなかったでしょう。
自分の時間を使って本業の勤務時間以外にも働いたりしているにも関わらず、時間を忘れて楽しく作業してしまう日が多々あります。
働くばかりでなく自分の自由な時間もうまく作れるようになり、人と会う時間を取ろうとすることも増えました。
「テニスでもして身体を動かそうかな」とか「新しいこと始めてみようかな」とか、ポジティブな思考にもなりやすくなりました。
仕事に楽しさを見い出せたおかげで日々の充実度が跳ね上がっているのを感じます。
もちろんですが、今回の話を通して『仕事を楽しめ』と押し付けるわけではありません。
ただ、ほとんどの人が1日の3分の1の時間を毎日仕事に使っている現状があります。
みんな、一生の約3分の1を仕事に充てているわけです。
その時間が苦痛や我慢の時間になるのは苦しいと僕も痛感しています。
仕事の時間が前向きに過ごせるようになると、もれなく人生の3分の1が前向きに過ごせるようになります。
少しでものびのびと働ける人が増えることを願いつつ、僕もこれからも楽しんで働いていこうと思います。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではでは。