こんにちは、なるけんです。
『好きなことを仕事にする。』
このフレーズも最近ではだいぶ浸透してきた気がします。
僕は社会人になって最初の会社を離れたあたりからそんな生き方を目指すようになりました。
今でもその気持ちは全く変わることなく、むしろ強まってきていますね。
なので、「好きなことを仕事にする系」の本も結構な数を読んできました。
最近はブログを始めたこともあって、自分で発信することに関係する本を手に取ることが多かったのですが…。
数日前、1冊のいい本に出会いました。
「ゆうこす」こと菅本裕子さんが書かれた『SNSで夢を叶える』という本です。
- 好きなことを仕事にしていきたい。
- SNSやブログ、YouTubeを使って自分の考えを発信していく上でのコツが知りたい。
- 自分の発言に反応がなくて心が折れそう。
こんな人にはとっても役に立つ内容でした。
ノウハウとかテクニックも書かれていたのですが、「そんな捉え方があったのね」って参考になった話が僕は多かったです。
それらを今日はまとめていこっかなって思います。
目次
どんな本かっていうと。
実は元HKT48のアイドルだった菅本さん。
身に覚えのない嘘の報道により引退せざるを得なかったようです。
それからは自主イベントを企画したり、料理の資格をとったり、別の事務所に所属してみたり。
行動してみても全然成果につながらず、ほぼニートのような生活を送っていたんだとか。
そんな時もずっと利用していたのがSNS。
ファンの大半が男性で、心無い発言も多くて辛い時期もあったようですが、
「モテるために生きている」
と、本当にやりたいことを見つけて正直に発信し続けていく中で根強いファンが生まれていきました。
ツイッター、インスタグラム、YouTube、ブログをそれぞれの強みを生かして運営。
SNSを通じて仕事をするようになり、自分で会社も設立して活動されています。
この本では、その状況までトライ&エラーを重ねて学んだことを惜しみなく話してくれています。
この本から学んだこと。
① 反応がなくても「好きなこと」を続ける。
好きなことを続けていく上での一番の障壁って『続けること』ですよね。
この【なるのはこ】を始める時もいろんなサイトでブログについて調べたけど、どこいってもこれが書いてあったしね。
「最初は見てもらえなくて当たり前。いつか、誰かが見てくれる。」
くらいの気持ちで気長に続けること。
いきなり成果を求めないで長い目線で取り組んでいく。
中途半端に辞めてしまわず、「いつか理解してくれる人に出会える」と信じて発信し続ける。
ブログにしてもSNSにしても、それが結局大事なんだなって思いました。
② 特徴を活かす。
この本では「ツイッター」「インスタグラム」「YouTube」「ブログ」の特徴もまとめられています。
媒体によって強みも弱みもあると菅本さんは分析されています。
ただ、結構ありがちなのは全てのアカウントの投稿内容が同じになるってこと。
ツイッターはインスタグラムやYouTubeの告知に使うだけ、とかなんだかんだ目にしますしね。
コンテンツが良くても発信方法が間違っていれば読者には届かない。
特徴に合わせて違う顔を見せていくことが秘訣みたいですね。
③ 本気で好きじゃない発信は見抜かれる。
最近、僕は昔ほどFacebookを利用しなくなってきました。
というのも、『不自然にキラキラさせている投稿』がここ最近めっちゃ増えたように感じたからなんですよね…。
心にもない発言、作り上げた綺麗な生活、本当に好きじゃない発信。
そんなもの、びっくりするくらい簡単に伝わってしまいます。
特別な力がなくても一瞬で見抜ける感じ、皆さんにも伝わりますよね?
だからこそ、思ったことを正直に嘘偽りなく書くのが大事。
いいことも悪いこともさらけ出してしまうことは怖いけど、それをしている人の発信にはついつい目を通してしまいます。
そんな投稿を僕も一層心がけて行こうって感じました。
④ 行動に移せる人は『天才』。
『心から「好き」と言えるものがあるって、すごい。』
『それを「夢」と語れる人は、もっとすごい。』
『そして、それを行動に移せる人は、私はもう「天才」だと思うのです。』
これ、この本の中でも特に勇気をもらえた箇所です。
好きなものを「好き」っていうのって案外難しいこと。
目指していることを口に出してしまうと後に引けないから勇気いるよね。
「それらがそもそもすごいんだよ」「それを実行に移せるってとんでもないことなんだよ」って認識がもててよかった。
人はちょっとずつ「天才」になっていくことができるんですね。
…せっかくだから、この機に1つやってみたいなって思っとることを宣言しとこう。
僕が今興味持っているのが『作曲』です。
音楽が好きだからね、自分でも作ってみたいなって気持ちがどんどん強くなってるんですよ。
遠くない未来でチャレンジして、「天才」に一歩近づいていきたいものです。
⑤ 見る意味のあるアカウントに育てる。
拡散しようがない発言をしている人いますよね。
「うどん食べたー」とか「勉強頑張るー」とかさ。
菅本さんはこれらのつぶやきを「見ても意味のないツイート」って呼ばれています。
せっかく発信するなら見る意味のあるアカウントにして育てていくべき。
ちょっとした出来事でも、その中から意味を見出していきたいですね。
ブログにしてもSNSにしても。
⑥ 悪意あるコメントの正しい対応は「気にしない」で「無視する」こと。
街を歩いていていきなり「死ね」とか「ブス」とか言ってくる人がいた場合。
『だいぶヤバい人』って分かりますよね。
ただ、ネット上だとちょっとその感覚が薄れて、真正面から受け止めてしまいやすくなるんです。
“なるけん”
どう考えても、「悪意剥き出しの発言」はする人に問題があります。
正しい対応は「気にしない」で「無視する」こと。
反応すると相手の思うツボですからね。
気にしないで好きなことを発信し続けると悪意あるフォロワーはいなくなっていく。
ファンの人たちが守ってくれたりして価値観の近いフォロワーだけ残っていく。
ただし、適切な「指摘」は受け入れて改善していきましょう。
自分の発信に何かしら引っかかって興味をもってくれているので、そんな人こそ大切にするべきですよね。
⑦ 自分でプロデュースする。
菅本さんは「自己プロデュース能力」は発信者に必須と言われていました。
これ、僕は今だからこそ必要だなって実感できました。
昔、自己啓発の講演受けたりコミュニティに属したりしてたんですけど…
そこでは結構受講生をプロデュースするような講座とかもあったわけで。
それらでコンテンツを作った人、1人もうまくいっている人がいません…。
側から見ていた時は、『自分のコンテンツを作ってもらえるなんていいな』くらいに思ってました。
でも、冷静に考えてみると誰かに作ってもらったものだと力は込もりにくい。
人によっては作りはしたものの結構無責任だったりもしますし。
自分でやるからこそ何が向いていて、何に強いのかも理解できる。
全部自分に返ってくるから誰のせいにもしないし、実践するほど知識が蓄積されていく。
一気に成功するんじゃなくて経験しながら少しずつ自分で改善していける、そんな自分自身のプロデュース能力を磨く。
大金払って誰かに丸投げするより、自分の力を磨くほうが早くて確実な気がします。
⑧ たどたどしくても「エモい」つぶやきを。
共感を呼ぶつぶやきは「エモさ」があります。
エモいツイートとは「心に響く、本音が漏れたようなつぶやき」のこと。
先述したように、嘘なんてすぐ見抜かれるものです。
正直な言葉で、素直な想いを綴ることが魅力的な発信に繋がります。
短くてエッジが効いているとなお良し。
身の回りのキャッチコピーなんかは最高のヒント集。
心に響く言葉のエッセンスはたくさん集めておきたいですね。
⑨ フォロワーが少ないのに「いいね」が多いのは愛されている証拠。
フォロワーとかチャンネル登録者が多いのがSNSにとっては一番だと思っていました。
この本を読んで「フォロワー数」と「いいね」の比率も1つの情報になるのだと知りました。
フォロワーが少ないけど「いいね」が多いアカウントってありますよね?
それは、それだけ信頼度が高く、フォロワーから愛されている証拠です。
フォローしている人数に比例するもんだと思っていましたがそうでもないんですね。
フォロワー数や「いいね」を売ったりするサービスもあるようですし。
数が多くても反応がないなんて寂しい…。
いいなってファンの方々に思ってもらえる質へのこだわり、それが結局どこにいっても大事なんですね。
⑩ ブログはもっとも「深い」メディア。
数あるSNSと比べると、ブログは最も伝えられる情報量が多いのが特徴。
メッセージ性も思う存分高められます。
他のSNSでも視聴者や読者の意見を参考にはするべき。
ですが、コメントに左右されて自分の「好き」がブレてしまうのは本末転倒。
なので、ファンに向けすぎた発信は一長一短です。
ただ、ブログは他と違って思いっきりファンに向けて書くことができます。
コアにディープに書けるからこそメッセージに「エモさ」も生まれやすくなります。
深く自分を知ってもらうには最適みたいですね。
“なるけん”
「本音を書いていこう」ってことだけは他のSNSと同じ。
そこは僕もずっと意識していくようにします。
どん底を味わった人は強い。
著者の菅本さん、結構壮絶な人生を歩んでこられています。
なかなか修羅場をくぐってきた僕でさえ「これはきついだろうなー…」と胸がチクチクするほど。
苦しい場面でも前を向いて、迷っても一歩ずつ進んできたからこそ、今の実績があるんだろうなと思います。
この本を読んで一番実感したのは『どん底を味わった人は強い』ってこと。
辛い場面で俯いて止まっているのでなく、動き続けてきたから現実を変えることができた。
過去を糧にして這い上がる力が自分を支えているんだと思いましたね。
『この経験ができてよかった』って心から過去を笑い飛ばせるってすごいことだなって思います。
ゴリゴリの《女性向けパッケージ》だったけど買ってよかった。
レジにこれ1冊だけ持っていくのも一瞬だけざわついたけど踏み出してよかったぜw
実践に基づいた【発信力の育て方】、この本を読んで学んでみませんか?
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではではー。