【思考法】気持ちが込もるのはとっても効果的!「好きなモノ」を伝えるエネルギーを忘れないで!

【思考法】気持ちが込もるのはとっても効果的!「好きなモノ」を伝えるエネルギーを忘れないで!

こんにちは、なるけんです。

 

昨日、一緒に仕事している友人Tちゃんと2人で僕の「行きつけのお店」に行きました。
「今後の仕事の話がてらご飯でも行くか」ってなって、事務所から近い場所でお店を探すことになったので、
『この辺なら行きつけのお店あるで!』と紹介した次第。

料理が美味しいのはもちろんのこと、このお店は店長のNさんが素敵な方でして。
コロナで自粛するまでは同じジムに通っていたので、たまに一緒に筋トレして教えてもらったりもしてましてね。
幼馴染のYと2人でよく食べたり飲んだりしに来ていたご近所のお店なんです。

ご飯食べてたら店長さんが席まで来てくれたので、
「ここのお店に幼馴染とよく来ててね〜」とか
「ここの豚バラとエンガワだけは絶対食べて欲しくて〜」とか
「料理も美味しいんやけど店長さんがめっちゃいい人でね〜」とか
「店長めっちゃガタイ良くてムキムキでね〜」とかペチャクチャと僕は喋り倒していたわけです。

 

そしたら、その後たまたまその幼馴染Yもお店にご飯食べに来ててね。
せっかくやからTちゃんに紹介したんです。

「愛媛にいた時の幼馴染でね〜」とか
「小・中・高と一番遊んだ相方でね〜」とか
「Yに開業の相談とかさせてもらっててね〜」とか、第二弾のマシンガントークだったわけです。

自分の好きなお店やいつも一緒にいる友人が紹介できて僕も嬉しかったし、Tちゃんも喜んでくれてたんですよね。
「めっちゃいい雰囲気のお店やったね。」と言ってくれてて僕も鼻高々でした。

“なるけん”

次はお返しにイチオシの中華の店を紹介してくれるらしい、やったぜ。

 

改めて振り返ってみると、
「自分が好きなものを紹介して、それが伝わって、相手が喜んでくれた。」ってことがすごく嬉しかったんですよね。
だから、そのことをちょっと深堀って考えてみました。

  • モノやサービスを買ってもらう仕事をしている人。
  • 紹介することが大好きな人。
  • なかなか自分の意見が通らない人。

そんな人に読んでもらいたいなと思っています。

 

「好きなモノ」を伝える時の伝わりやすさ。

自分の「好きなモノ」を伝える時って、びっくりするくらい伝わりません??

動画編集の際にお邪魔しているTちゃんの事務所ではBGMにYouTubeを流しています。
流行りの音楽から昔の懐かしい音楽まで様々な曲が流れます。

ふとした時に、僕が昔からやり込んできたゲーム「テイルズオブシリーズ」のオープニングの曲が流れ始めました。
どうやらテイルズに関わるプレイリストだったみたいで、ずっとテイルズの曲ばかりが流れていました。

もうね、、いてもたってもいられなくてですね。。
「一番やり込んだのはシンフォニアやなー」だの
「ジーニアスとコレットが好きでねー」だの
「オープニングはシンフォニアとハーツが好きでねー」だの
「エクシリアは主人公が2人いるからオープニングも2つあるんよー」だの
「昔は藤島さんの絵が好きだったんだけど、徐々にいのまたさんの絵の魅力が分かってくるんよねー」だの
このゲームのシリーズを好きな気持ちが溢れて止まらなくなったわけですよ。

“なるけん”

センター試験前にも勉強の手を止めて「2時間の休憩や」と思ってプレイしてたくらい好きなのだ。

話を聞いてくれてたTちゃんも同い年なので、このシリーズのことはよく知ってるわけです。
ただ、僕のやり込みとか予備知識の方が異常でした。
「とりあえず、なるけんがテイルズオタクなのは十分に分かった」と言われ、ワシの熱量がしっかり伝わっていました。

普通に話してるときは何でもないんだけど、好きなモノに関して話す時になるとちょっと脈拍が上がってバーサクモードに入る感じ、皆さんもありません?
そして、そんな時って自分の好きな気持ちや紹介しているモノの魅力がすんなり伝わったりしません??

 

なんでか考えてみたら5つの理由に行き着いた。

① 言葉が作られていない。

好きなモノに関して話す時って、正直な言葉を使っています。
全部自分の中にある言葉を使って話しています。

外で聞いた「魅力的な言葉」を使っても、自分の言葉でなければ全く響きません。
たどたどしくてボキャブラリーが少なかったとしても、自分の言葉であれば不思議と話は入ってくるもの。

好きなモノの魅力を話す時って、作られていない自分の中にある言葉を自然に使っていることが多い気がするんですよね。

 

② 知識量が多い。

好きなモノの情報って自然に集めてしまうもの。
気がつくと、そのジャンルにおいてのみ一歩秀でてしまうほど博識になっています。

話題として切っていけるカードもたくさんあるので、トークの主導権を握ることも多いでしょう。
自分の中にある知識量が豊富だからこそ、相手を納得させる情報を提供することも容易だったりします。

表に出回っていない『とっておきの話』だってあるでしょう。
そんな情報を織り交ぜながら話されるといやでも引き込まれてしまうものです。

 

③ 気持ちが込もっている。

好きなモノに関して話す時って、自分の感情がびっくりするくらいにノッた状態で話せます。

身振り手振りが増えたり、声のトーンが変わったり、目を見開いたり、とっておきの情報を焦らして話したり…。
伝え方のボキャブラリーも無意識に増えてます。

気持ちが込もっているとそういった外面的な変化もありますが、目に見えないエネルギーも増大する気がしています。
「あ、ホントにこれが好きなんだな…」って思わせられるのって、結構そんな込められている気持ちだったりしますよね。

 

④ メリットとか考えていない。

「購入しようかな?」って思う魅力的な商品があったとします。
どうするか決めるために店頭で実際に手に触れて、スタッフさんの話も聞いてみるわけです。

その時に説明したスタッフさんが「買ってくれ、買ってくれ!」という気持ちが漏れ出ているような接客してきたらどんな気持ちがします?
良いところばかりを伝えてきて、こちらの気持ちに立ってくれている感じがしない人っているでしょ?
そんな時って、「商品は良いんだけど、担当者がいやだから今回は見送ろう」ってなってしまうこともあると思うんです。

自分のメリットを優先している人の話を聞くのはなかなか苦痛なものです。
でも、好きなモノについて話している時ってメリットとか度外視して話してると思うんですよね。
だからこそ純粋な好きな気持ちや魅力がすんなり伝わるのだと感じます。

“なるけん”

「俺の知識量のすごさを伝えたい」みたいな下心があると、好きなモノの話であっても伝わらないと思うよ。

 

⑤ 魅力を信じきっている。

例えば、昼食のランチのお店を決める時。
Aさんは「定食とかにでもする?」と言います。
Bさんは「今日は絶対パスタが良い!新しくできた大名のこのお店はランチが安いのにパスタがとにかく美味しくてさ!2人にもぜひ食べてみてほしいんだよ!!」と言います。

Cさんであるあなたはどちらの意見について行きたくなります?
僕だったらよほどの理由がなければ「じゃあ、そのパスタのお店にしてみる?」ってなっちゃいます。

AさんとBさんとで話すことの熱量は全然違っています。
Bさんの方が確信をもって話していますよね。

2人以上で話している時って、確信を強くもっている人の話に引っ張られやすくなります。
魅力を信じ切っている力は相手の行動にも影響を与えるんですよね。

 

逆の場合も同じこと。

「好きなモノ」を伝える時の話をしてきましたが、これは逆の場合でも同じこと。
「そんなに好きでもないモノ」を伝える時、その「そんなに…」って気持ちも伝わってしまいます。

商品の営業をされている時なんかは結構顕著に現れますよね。
「そんなに魅力を感じてないんだろうな…」とか「フォーマットをなぞっているだけの営業文句なんだろうな…」とか感じてしまいます。

ただ、僕が以前に商品の販売で苦戦していた時。
振り返ってみると同じような状態だったんです。

「嫌いではないけど、好きでもない」
「これを押してはいるけど、本当はもっと魅力的な商品を知っている」
「うちより他社の商品の方がこのお客様には合っているかもしれない」
「この商品を買ってもらうことは本当にお客様のためなのだろうか」
そんな迷いを含んだ状態でセールストークしていたとき、どんなに表面的に取り繕っても成果には繋がりませんでした。

好きであってもそうでなくても、自分の感じていることは簡単に相手に伝わってしまうものです。

 

ものを売るときもこのエネルギーがきっと必要。

日常の雑談であれば好きなモノの魅力を伝えるなんていくらでもできるじゃないですか?
友達だけでなく相手がたとえ上司であっても、好きなモノの魅力を話す環境になったのであれば簡単にスイッチ入れられます。

“なるけん”

好きなモノの話なんて息を吸って吐くようにできるぜ。

日常では簡単であっても、これを仕事に落とし込むのは結構難しい…。
モノを売ったり紹介したりする仕事であれば『好きなモノの魅力を話すエネルギー』は絶対必要だと思うんですよね。

たとえ購入するかを迷っていても
「僕はこれが本当に好きで実際に使ってて〜」
「実はあんまり知られてないですけど、こんな風にも使えて〜」
「この部分は正直うちより別の商品の方が〜」
「でも、この部分を重視するなら絶対これが良いですよ!!」みたいに気持ちの込もったプレゼンをされると、僕は迷っていても背中を押されて購入できてしまいます。

購入しようかなって思っていたとしても
「誰にでも同じように言ってるのかな」って思うような定型文っぽい話し方だったり、
質問しても問題が解消されないくらいの知識量だったり、
気持ちも熱量も込もっていない、自分のメリットを優先したセールストークをされてしまうと僕は見送ってしまいます。

 

千円未満の『料理』から、何千万円とする『住宅』を販売していた経験が僕にはあります。
商品をお客様に買ってもらうという立場にいたからこそ、どうすれば魅力を効果的に伝えられるのかを考えていました。

結局は、いかに自分が商品に【惚れ込んでいるか】だと思うんですよね。
惚れ込んでいるからこそ伝えたいって気持ちが溢れていましたから。

会社の従業員であると会社の方針に従うしかなかったりもします。
その場合は頑張って魅力を探して【惚れ込む努力】をします。

でも、本当はそんなことしなくても「好き」と言えるものだけ伝えたい。
だからこそ、これから僕が携わるモノに関しては「本当に魅力を感じたものだけを紹介したい」って思っています。

このブログでも本やら映画やらアイテムやら色々紹介しています。
読んだり観たり使ってみたりしたけどもあまり心に響かなかったものは紹介していません。
本当に好きなモノだけに絞って魅力を語っています。

「好きなモノ」を伝えるエネルギー、誰よりも僕が忘れないようにして言葉にして伝えていきたいものです。

 

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

ではでは。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です