こんにちは、なるけんです。
今日はちょっと短い内容でお話しします。
本業のおみやげ屋さんに近々、新入社員が入ってきます。
僕の指導をしてくれた師匠が新人さんの指導にあたります。
なので、実質、なるけんが兄弟子のようなもの!w
色々教えてあげないとと思いつつ、うっとおしい先輩にならないように気をつけねば…とも思っているわけです。
この時期になって、新卒入社で入った住宅営業の頃を思い出していました。
やりたい仕事につけた喜びもあり、将来への大きな期待もあり、のびのびと充実した毎日が送れていました。
でも、それは最初だけでした。
できない部分が顕著に見えて、活躍している同期が眩しく見える。
失敗して怒られフォローしてもらってを繰り返し、罪悪感でいっぱいになっていました。
この『罪悪感』を認識できなくて、僕は5年ほど苦しんでいました。
これから部下を育てる方も増えてくると思うので、今日は罪悪感のお話をしようと思います。
目次
罪悪感の塊のような男でした。
自分で言うのもなんですが、普段は結構ワシは陽キャラです。
ニコニコした明るいやつという第一印象をよく持たれていました。
でも、罪悪感でいっぱいになった時は逆転します。
人と目も合わせられず、下ばかり向いて、「すみません」「申し訳ないです」「気をつけます」みたいなボキャブラリーしかでてこなくなります。
結構な悲壮感が漂っていたことと思います。
今だからこそ「こうなっていた」って自覚できているのですが、当時は無自覚だったんですよね。
本当に反省して、重く受け止めていた。
精一杯頑張っていた結果、いつも悲壮感にたどり着いていたんですよね。
罪悪感は何もプラスを生み出さない。
この状態を自覚できるようになったのは、事務の仕事をしていた時に
『そんな罪悪感感じられたらやりにくい』と言われたことがきっかけでした。
人に言われて、自分が罪悪感を感じていたということを客観的にみられるようになりました。
それまでは反省して「なんとかしないと」と焦っていました。
客観的に見れるようになると、自分が出している空気を周りの人が気を使いながら取り扱わないといけない状況になっていることがわかりました。
シンプルに『めんどくさくて迷惑なやつ』でした。
そして、この状態にいる時は基本的に何も行動に移さなくなっていました。
自分の失敗に対して自分でケツを拭く事も、次同じことを繰り返さないように対策を立てる事もです。
罪悪感は周りにマイナスになることは生み出すものの、プラスになることを一切生み出さないと知りました。
部下の罪悪感こそ取りはらえる上司に。
ですが、この気づきを得られたのはきっかけがあったから。
自分1人の力だけでは気づくことはできませんでした。
僕自身も必死にもがいてその状態になっていたので…。
これから部下を持っていくと、そんな存在が現れてくるかもしれません。
この状態になっている時に、指摘や評価を強く言われてしまうとなおさら萎縮してしまいます。
そんな時は、一緒の立場になって「今から何をしないといけないか」を一緒に考えてあげて欲しいです。
部下の目線まで降りてきてあげましょう。
部下の話も聞いてあげましょう。
そして、頭で考えることばかりで体が固まっているので、行動に移すことができるように導いてあげましょう。
失敗した時こそ、前向きに建設的に行動に移せる気持ちが必要です。
そのための障害になる罪悪感を取り払ってあげられるような先輩に僕はなっていきたいなって思います。
今日も読んでいただいてありがとうございました。
またね。