こんにちは、なるけんです。
今日は『手放す』というテーマで話していこうと思います。
こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』を読んで、定期的に物の断捨離をしているワシ。
【時間があるうちにモノも心も整理しよう!】『人生がときめく片づけの魔法』を読んで片づけしよう!手放した事で余白ができ、新しいものを受け入れることができる余裕ができるのは本当に気持ちのいいものですよね。
昔、僕はいろんなものに執着しまくってきました。
物にも人にも環境にも。
『これを失うわけにはいかない…』と拘ってる時ってびっくりするくらい何やっても上手くいきません。
欲しい結果がどんどん離れていってました。
それが好転するようになったのは『手放す』っていう感覚を知ったからです。
ずっとね、『手放せ』『手放せ』とは言われてはきてたんです。
けど、頭ではわかったつもりになってても意外とできないものなんですよね。
今でも意識しないとすぐ執着してしまいます。
今後も困った時にここに立ちもどれるように、今日はまとめていこうと思います。
僕と同じように『1つのことに執着しがちな人』はぜひ参考にしてみてください。
目次
僕が思う『手放す』と『諦める』の違い。
まず最初に定義を決めときましょう。
『手放す』には似た言葉に『諦める』ってものもありますから。
僕が考える2つの言葉の違いは【終わった後の状態】です。
『手放す』が終わったあとはとても清々しくて自己肯定感に溢れています。
手放した自分のことが好きになって前向きで行動的な思考になります。
『諦める』が終わったあとはとても閉鎖的でネガティブな気持ちでいっぱいになります。
自分のことも相手のことも好きにはなれず、自分でシャッターを閉じてしまったやるせなさ、虚しさのような思考にん利やすくなります。
めっちゃ簡単に言うと、
終わった後にポジティブになれるのが『手放す』、終わった後にネガティブになるのが『諦める』。
僕はそのように捉えています。
これを前提にお話ししていきます。
断捨離すべきは『物』だけではない。
『手放す』と言われると真っ先に思い浮かぶのは身の回りの『物』でしょう。
目に見えている分、手元に残すか手放すかの判断がとてもしやすいですよね。
人生を豊かにするのは、意外と『物』以外の事だったりします。
「物を手放そう」なんて話はよく聞くので、
今日は『物』以外で手放すことが必要だと感じることを紹介していこうと思います。
手放すべき4つの事。
『仕事』を手放す。
社会人になってまもない頃、僕がもっとも執着してたのが『仕事』です。
幼い頃からずっと目指してきた世界だったから。
1つの職場でずっと働き続けるのは素晴らしいから。
苦しいのは自分の力不足なだけだから。
そういった思考でした。
色々な職場を渡り歩いてきた今だったら…
その世界で働き続けたいなら、そのジャンルの中でより自分に合っている職場を探せばいい。
合わない環境よりも理想の職場で働き続けられる方がもっと素晴らしい。
実力に関係なく自分の力ではどうしようもできない問題の種だってある。
と思っています。
今の環境で働き続けないといけない法律なんてありません。
合わないなら別の環境に移ればいいのです。
苦しい職場に留まっていては、より自分に適した環境に出会うチャンスを逃し続けます。
『不要な情報』を手放す。
この世の中はびっくりするくらい不要な情報を僕たちに投げ込んできます。
情報量が多すぎるからこそ、自分で必要な情報を取捨選択していかないといけません。
テレビをなんとなく流しっぱなしにしておくと、どうでもいい芸能人のスキャンダルや買う予定もないネット通販のCMも頭に流れ込み続けます。
その不要時間を削って、より自分の能力を高める情報を集めたり、必要な勉強をしていったりするべきだと僕は思うんですよね。
不要な情報の入り込む部分を手放してしまえば、その余白に必要な情報を集めて質の高いパフォーマンスやアウトプットができるようになります。
『不要な人脈』を手放す。
僕はなかなかの八方美人ヤローです。
“なるけん”
だからこそ、いろんな人にニコニコしてどの人脈も広く浅くいい関係を築こうとしてきました。
でも、僕にとって本当に欠かしたくない人脈ってほんの一握りなんです。
ゆくゆく冷静になって考えてみると、
『なんで僕の人生において大切でもない人たちとの時間を積極的に取るようにしていたんだ?』
『その時間を使って本当に大切な人たちと関わることの方がよっぽど幸せだ』
って思ったんですよね。
もちろん、だからと言って横柄な受け答えするってわけじゃないですよ。
丁寧に感じよく関わろうとすることに変わりはない。
自分から積極的に広く関わろうとしないってだけです。
大事な人たちとの時間をより重要視するってだけです。
一緒にいたくない人とのご飯や飲みなんて断ればいいんです。
『納得』を手放す。
納得できないと行動できない人がいます。
そうです、私のことですw
納得できて理解できる状態で安心して行動に移したいものなんですよね。
だからこそ、データや実績や根拠をついつい求めてしまいます。
ただ、納得できることって結局自分の影響力の及ぶ範囲のことしかできない。
想像以上の大きな成果なんて出ることはない。
今は、納得できない状況ほど、一旦チャレンジしてみるように意識しています。
理解の及ばないことほど、自分を予想以上に成長させてくれます。
そして、行動が伴うことで良い方向に進んでいるのかそうでないのか素早く判断もできます。
納得しないと動けない人たちと比べると圧倒的に早く進むことができます。
納得できないときの心の中の【ざわつき】を感じたらチャンス!
迷ったらGOです!
諦めたら手に入らないけど、手放すと手に入る。
最初に紹介したこんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』という、本。
記事内でも話したのですが、以前僕は一度手放したんです。
「もう十分内容は理解できた」って思ったので。
でも、また買い戻しました。
それは、本を読み終わった後の『よし、片づけしよ!』ってモチベーションが湧いてくる【状態】が僕には必要だったって感じたからです。
ずっと手元に置いていたらこれはわからなかったでしょう。
手放したからこそ【自分にとって何が必要なのか】が明確になっていくのです。
これは、片づけすることを諦めて本を手放していたらきっと明確になりません。
諦めたら手に入らないものが、手放すことで手に入っていくんです。
今のあなたの両手は、そんなに重要じゃないもので塞がっていませんか?
本当に自分にとって必要なものが目の前に現れた時、両手が塞がっていては手に取ることはできません。
不要なものは積極的に手放して、心から大切と思えるものに囲まれた人生を送りましょう。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではでは。