今日は先日話した佐賀の恩人の会社にお邪魔してきました。
一緒に仕事をさせてもらっていて、今後の打ち合わせの日だったんです。
終電で帰るつもりだったけど、話に花が咲いて咲いて…
気がつくと終電目前。
『いいや、佐賀に泊まろ。』
って決めて、久々にがっつり話をしてきたわけです。
話していたのは主に《教育》について。
組織を運営していくとなると社員の教育は必要不可欠ですよね。
どんな手順で進めていくかを一緒に考えていたのですが…
途中、【夢】というキーワードがもちあがりました。
「あなたの夢はなんですか?」
と聞かれたとしたら、皆さんは答えられますか?
まだ幼い頃であれば
「〇〇になりたい!」と堂々と答えられていた。
大人になるにつれ現実を知り、社会に出て壁にぶつかり、自然と夢を諦めて過ごしている。
そんな人が多いのではないでしょうか。
夢を持つことって部下を教育する上で重要なのではないかと感じたので、今日はこの話をシェアさせてもらおうと思います。
目次
部下の夢、答えられますか?
《教育》が必要になってくるのは、主に部下ができたときだと思うんです。
前向きで素直で積極的な人ばかりではなく、いろんな個性をもった人材が集まるのが会社というもの。
そのため、ただ教えていくだけでなく相手の価値観を理解しつつモチベーションを管理していくことも重要ですよね。
そんな時、部下の夢を把握できていると相手を理解しやすくなります。
自分のどんな武器を活かし、何を理想としていて、どのように生活していきたいのか。
そんな価値観がダイレクトに現れていますからね。
あなたは部下がもっている夢、答えられますか?
夢につながる業務を振る。
自分が取り組んでいる作業を「なんのためにやっているか」がわからない状態の場合。
モチベーションを維持するのが困難になりますよね。
僕は小学校の時の歴史の授業とかこの状態でした。
「これ勉強して何になるの?」みたいなこと考えてましたし。
最初に勉強しないといけない理由を教えてもらわないとなかなかこの状態は脱せられないですよね。
なので、仕事においても先に理由を明確にしておくんです。
夢を把握できている場合は将来に繋がりやすい業務を優先的に振ることができます。
もちろん、夢に繋がる業務だけをさせることは難しいと思うので、夢につながる作業の比重を大きくするというイメージです。
「この作業を頑張ることは、自分の夢につながっている」
その実感を部下がもってくれるようきちんと説明しておきましょう。
そんな実感が持てれば自然とモチベーションも維持しやすくなります。
夢をもっている若者は少ない。
ただ、1つ問題がありまして。。。
夢をもって過ごしている若者って結構少ないんです。
僕の経験上、7割前後は自分の夢や目標がない状態で日々を過ごしています。
目指すものがある場合、そこに近づくために必要な情報にアンテナが立つようになります。
必要な情報が集まりやすいと行動にも移しやすいので、結果、夢を叶えるまでのスピードは早くなります。
目指すものがない場合、何かを吸収して学ぶ理由が生まれません。
なので、業務中には「早く終わらないかな」と時間が浪費されるのを待ち、休日や給料日を待つような過ごし方になってしまいます。
限りある人生の時間、過ぎるのを待つような過ごし方は勿体無いなって僕は思ってしまうんです。
なので、夢を明確にして「どこを私は目指すのか」がわかった上で過ごすことが必要だと思います。
一緒に考えてみる。
「夢をもて」といきなり言われても「じゃあこれで!」と答えられる人はきっと少ないですよね?
なので、夢がない部下と出会ったときは、ぜひ一緒に考える時間を確保してみてください。
夢が明確でないときは《自分の価値観》が明確になっていないことが多いです。
なので、こちらから質問を投げかけて部下が大切にしている価値観から明確にしていってみましょう。
夢や価値観をどうやってハッキリさせていこうか。
そう考える中でいくつかこれからやってみると良さそうだなってアイデアが浮かんだので、明日にでも別の記事で紹介しますね。
夢は変わっていくもの。
僕の小学校の時の夢は【大工さん】でした。
高校の時は【建築士】、自然食カフェをやっていた時は【店舗出店のプロデューサー】。
今の夢には短期的ものと、長期的なものがありまして。
短期的な夢は【本業と副業の収入を合わせて《35万円/月》にすること】。
ゆとりを持った生活ができるためにいくら必要かを計算してこの金額になりました。
長期的な夢は【自分の組織をもって、やりたいことに挑戦できる環境を作ること】。
なんだかんだ、僕の夢は変わり続けています。
考えてみたら、幼い頃の情報量で立てた夢ですからね、知識や経験が増えたらブラッシュアップされたり別のものに変えていくのは当たり前ですよね。
『夢は変わっていくもの』くらいの認識で僕はいいと思ってます。
僕の長期目標みたいに多少漠然としていてもOKです。
知識や経験を積み重ねていく中で磨き上げていけばいいだけのことですからね。
大事なのは現時点の情報量で《どこを目指していくのか》を認識していることです。
言われないとなかなか夢なんて考えないと思うので、ぜひこの機会に部下と一緒に自分も考えてみましょう。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうござました。
ではでは。